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第150回(2003年4月17日)
| 4月6日(日) 歩きながら見る桜 ◆昨日とは、うってかわって快晴。 ◆家族三人で北沢川緑道を歩き、花見を楽しむ。三宿方面のカフェ「ソープ」の近くで、持参した弁当を食べる。われわれが腰をおろしたすぐそばで、何匹もの鯉が泳いでいた。妻が先に帰り、僕とはなは公園へ寄る。はなはすべり台で1時間半くらい遊び、それでもまだ足りない様子だったが、戻って昼寝しようや、と何度も説得し、やっとこさ帰路へ。せせらぎ公園を越えたあたりで、保育園の知り合いに何人も会い、はなは大喜び。さらに一時間ほど費やしたのであった。せせらぎ公園では、グラフィックデザイナーのKさんご夫妻も友人たちとバーベキューを楽しんでいた。代沢小学校のそばでは、幻冬舎のSさんにも遭遇。緑道の桜並木は、地元ではかなり有名なスポットで、この時期になると、どこから集まって来はんねやろ、というくらい大勢の人でにぎわう。みんなちゃんと花、見てんのかな。 ◆夕方、山崎浩一さん・山田真理さんちと「魚民」で食事。ひさびさにお会いした。あっくんはとても元気だったが、途中からおなかが痛くなり、後半は少し弱っていた。あのあと、大丈夫やったかな。熱いもんと冷たいもんを交互に、どんどん飲み食いしたから、胃がびっくりしたんちゃうかな。でも、食欲があるのは、ええこっちゃ。よく食べる子は頼もしい、見ていて気持ちがいい。あっくん、はなに桜の花びらをプレゼントしてくれて、ありがとうね。はなもあっくんと会うの、いつも楽しみにしてるで。 4月7日(月) 旧どこどこの管轄ですから ◆入金ミス。駅前のATMで、紙幣を入れるところに硬貨を入れてしまった。あちゃー。備えつけの電話で呼んでも誰もこないし、金子総本店の隣のみずほ銀行まで行って言うと、あそこのATMは旧・富士銀行の管轄なので、北口のみずほ銀行へ行ってもらえますか、というつれない返事。しょうがないので、駅の階段を使って北口に行こうと、ドトールコーヒー前まで来ると、さっきのATM機のあたりを掃除しているおじさんが目に入った。近づいて、さっきからの事情を説明すると、ちょっと電話してみますとかけてくれたものの、待っても待っても誰も応答に出ないので、北口のみずほに行って誰か呼んできますね、と僕に言い残し、いなくなった。待つこと五分、「お客さまサービス課 課長代理」の男性が現れ、うちもこの機械は開けられないんですよ、メンテナンスの業者に確認してもらってすぐ、いくらでしたっけ、ああ五百五十円ですね、あとで入金しますからお名前と口座番号をお聞きしていいですか、などと早口で言われ、えっ、ほんとに大丈夫なの、と思いながら、僕は帰路についた。それにしても、勝手に合併しておいて、旧どこどこの管轄だからわからない、別 のところで聞いてください、というのは返事になってないんじゃないでしょうか。 ◆はなはあすかちゃんといっしょに砂山を作り、トンネルを掘ったそうだ。 ◆ミカ先生に聞いたら、昨日は保育園の職員が大集合し、羽根木公園でお花見をしたとのこと。先生がたが集まったら、むちゃくちゃ飲みそうやな。 4月8日(火) メイシーの家はどこ? ◆新橋の広告会社へ出向いて、アートディレクターや営業の方などと打ち合わせ。携帯電話がらみの仕事である。 ◆連絡帳を通じて、はながまっすぐ帰ろうとしないことを先生に相談した。「それはできない」ということは、きちんと伝えていかないといけないと思いますよ。「言えばなんでも通 るわけじゃない」「すべてが思ったようにはいかない」ことを、はなちゃんに知らせていくことはとっても大切ですよ。というようなアドバイスをいただき、ありがたかった。最近、説明するとほとんどの言葉の意味はわかってくれているみたいだけど、わかったうえで、わがままを通 そうとすることがあり、それで困ることがある。 ◆夜、メイシーの絵本が見つからず、はなが駄々をこねる。開いて表紙と裏表紙をひもで結ぶとメイシーの家ができあがる、というものだが、それがこないだから見つからない。部屋を整理しているうちに、どこかへ行ってしまったのかもしれない。もともと、うちの兄にもらったものだが、絵本の家がどこかへ移転してしまったので、また一軒お願いね、と甘えるわけにもいかないし。絶対、探しだすからな、はな。ちょっと待ってな。 4月9日(水) 満塁ゴジラ ◆妻にも手伝ってもらい、携帯電話がらみの小冊子の構成を考えながら、コピーをまとめ、サムネイルを描き、ファクスとメールをする。 ◆松井秀喜選手がヤンキースタジアムのでホーム初戦で満塁本塁打。嘘ちゃうやろな、と本当に驚いた。早起きしてテレビを見ていた甲斐があった。 ◆はなは女の子チームで、おままごと。ときどき「貸してー!」「取ったー!」と多少のトラブルはあるものの、みんなで楽しんでいたという。 4月10日(木) 仕事を選ぶのか、仕事に選ばれるのか ◆午前中、NHKの番組をつけていたら柔道家の田村亮子さんが、コーチだった持田さんという方からもらった手紙に書かれていた言葉を、長嶋一茂さん相手に披露。「神様は超えられない試練はあたえない」だったと思う。たしかにそうかもしれない。カメラマンやスタイリストのコーディネイトを営むNさんに言われた言葉を思い出した。「あなたに来る仕事は、あなたができる、あなたにやってほしいと相手の人は思って、依頼してくるんだから断っちゃだめ。自分の能力ではできないと思うような内容であっても、誰かに頼まれたということは、絶対にできる仕事なのよ」。Nさんによれば、僕の力ではこなせない仕事は、間違っても僕のところには来ない、とのこと。たしかにそうかもしれない。そういえば、俳優の竹中直人さんが以前、「仕事を選ぶなんて、そんな贅沢なこと、僕はしませんよ」というような内容をことをどこかで話しておられた。いい気になって、偉そうに、仕事を選ぶのでなく、やりたい仕事に選ばれる人間になりたい。 ◆保育園でのはなは、けっこうなんでも「できるよー」というタイプらしい。先生に何かを「やってよー」ということはあるが、「はなちゃん、自分でできるよね?」と説明されると、がんばって何にでもトライしているそうだ。やはり、家では僕や妻に甘えて、自分でやらないわけだな。 4月11日(金) 男女ことば均等法? ◆昨夜から今朝にかけて、地球型のビーチボールで娘と蹴り合いをしている。本物のサッカーボールじゃないから危なくないし、痛くない。三歳児でも、うまくヒットしたときは、かなり威力のあるボールが飛んでくる。 ◆浜松町で打ち合わせ。うちから浜松町の仕事先まで、歩きを入れて五十分ほど。僕の場合、山手線を使っていく場所というのは、地下鉄で行けるところより、微妙に遠いことが多い。まあ、一時間以内なら良し、としなきゃな。羽田空港に行く際、モノレールを使わなくなってから、浜松町と縁遠くなっていたので、駅構内を歩くだけでなんだか懐かしい気になる。 ◆娘が「やめろよー」「なんだよー」など男の子言葉を使うことがあるので、先生に相談してみたら、次のようなアドバイスをいただいた。「言葉が自由に話せるようになってきて、“言葉”が楽しくて仕方ない時期に入ります。食事中のおしゃべりはもちろん、おままごとの会話など…。本当ににぎやかなのが、三歳児クラスの特徴なんです。男の子の言葉に興味があるんでしょう。今は、言葉を吸収するときですから、できるだけきれいな言葉、美しい日本語にふれさせてあげてください」 うーん、結局は、親の僕らが使う言葉がいちばんの問題なんでしょうね。 ◆ビーグル犬のモモちゃんを散歩させているTさんに、はなの男の子言葉について話したら、「今の女の子はみんなそうだから」と言われた。たしかに、そうかもしれない。女性が男の言葉を話すなら、いっそのこと、男は女の子言葉を用いればいいのに。だめですかね。男らしくしなさい、女らしくしなさい、という言い方はしちゃいけないとか、ジェンダーの壁をなくそうという流れが進むと、さらに言葉は変わっていくんだろうな。 ◆男言葉と女言葉の差がなくなったら、小説などのセリフを読むだけでは、男なのか女なのか判別 できなくなるんじゃないかな。まあ、小説のために女言葉を残そう、といっても多くの同意は得られないかもしれないけど。 4月12日(土) 雨では食べにくい ◆近くの小さな小さな公園でお昼を食べようと計画し、おにぎりやおかずを持って出たが、腰をおろした途端に雨。ついていない。ボール遊びをしたかったはなを無理やり連れて帰ると、しばらくの間、機嫌がわるかった。 |
第149回
| 3月30日(日) わが家はみんなショートヘア ◆代々木八幡の「ベリーショート」へ妻子の髪をカットしてもらいに行く。コバさんは店名どおり、ショートヘアを仕上げるのがうまい(もちろん、短くなくても上手でしょうけど)。 ◆すぐさま戻ってきて、仕事をこなす。いろいろ片付けなければならないことがあり、はなとあまり遊べなかった。ごめんね。 3月31日(月) 半数くらい入れ替わったんじゃないかな ◆まあまあ早起き。このところ、暗いうちに目が覚めなくなってきた。いかんなぁ。無理をしすぎると続かないし、何時起床が自分にとってベストなのか、まだ掴めない。自分で、自分の生活リズムをつくるのは、意外に容易でない。一日二日でなく、ずっと続けてこそ、なんぼやな。 ◆高校野球で「暴れん坊将軍」のテーマを使って、応援するのはどうなのか。東洋大姫路と花咲徳栄の試合はものすごかった。両者ともに譲らず、延長15回引き分け。翌日再試合という運びになった。審判をはじめ、球場をいる誰もが「このまま決着がつかないでくれ! どちらも負けてほしくない」と願っているのではないか、とさえ思える雰囲気だった。 ◆保育園では、退園される先生方のお別れ会が行われた。仕事が一段落せず、かけつけることができなかった。父母の会の会長なのに申しわけない。園長先生をふくめ、12人もの先生方が他園などへ移っていかれた。 4月1日(火) はな組になった、はな ◆きょうから進級、新学期。はなと元気に登園。はなは新しい園長先生に、「おおくらはなです。三歳です」と自己紹介し、「はなちゃんは何組さんですか」と聞かれると、「前はうさぎ組です」と答えていた。今までの組の名はわかるけど、きょうから「はな組」になったことが、本人はよくわからないみたいだ。たしかに週が変わったとたんに、はな組だよって言われても、三歳児には納得できないかもしれない。子供は、時間の感覚が大人とは明らかに違うと思う。過去や未来があることもなんとなく理解しているが、やはり大事なのは「今、現在」なのだろう。考えてみれば、それでいいのかもしれない。大人は、過去や未来にこだわりすぎているのかも。 ◆東洋大姫路と花咲徳栄の試合は、二日連続の延長戦に突入。最後が、ワイルドピッチによる三塁走者生還で、東洋大姫路のサヨナラ勝ち。暴投による敗戦を喫してしまった福本投手の笑顔が印象に残った。前日の試合中、ピンチの場面 で、さわやかなスマイルを見せていた。その精神力に驚く。何があっても、どんなときでも平常心。僕も見習いたい。プレッシャーのかかりそうな場面 こそ、冷静でいるように努めよう。甲子園球児ほどでないにしても、僕にだって重要なシーンはまれにある。失投したって死ぬ わけじゃなし、とどこか他人事のように、気楽にかまえていればいいのかな。 ◆僕が食卓の椅子に座っているとき、太股の上に娘が座ることがある。その体勢で、ジャーッとおしっこをするのがここ数日、続いてる。生あったかいし、気持ちわるいし、いややでホンマ。出そうになったらトイレに行ってや、と口酸っぱく注意しているのに、レゴやトランプで遊ぶなど何かに熱中していると、自分で尿意がわからないみたいだ。出る瞬間に「あっ」とつぶやくことはあるが、それではもう手遅れ。先々週くらいから、僕のズボンとスリッパはほとんど毎日洗濯だ。 ◆保育園では入園式。はなは、はな組へ昇級。新しい友だちがクラスに8人も入ってきた。送り迎えの時間が重ならない人が多いので、親子ともに顔と名前を覚えるまでにはしばらくかかるだろう。 ◆あっ、エイプリルフールだということを、すっかり忘れていた。笑いに気持ちが向いていなかった。戦争が行われているからだろうか。 4月2日(水) どろんこ遊びは腹がへる ◆僕が「はなちゃん、きのうからはな組やんね」と言っても、はなは「もうすぐ、はな組ね」という返事。そのうち、自分がはな組になったことに気がつくのは、いつのことなのか。まあ、まだ二日目だしね。 ◆東洋大姫路が負けてしまった。広陵が圧勝で春の日本一に立ったのは、昨日休めたからか、それとも本来強いチームなのか。今大会、東洋大姫路のアン投手がいちばん記憶に残った。左投げだし、将来が楽しみだ。球数を投げさせすぎて、肩や肘を壊さないよう、監督さんにお願いしたい。 ◆二階に教室があった「うさぎ組」時代より、はな組になって園庭で遊ぶことが増えたためか、夕食をたくさん食べるようになってきた。日中、外でどろんこになって、たっぷり遊べているのだろう。 4月3日(木) しゃべりたがーる ◆打ち合わせと資料の受け取りのため、新橋・浜松町・恵比寿へ。 ◆恵比寿アトレの無印良品で、封筒とA4クリップボードを購入。レジで支払いをすませ、さあ帰ろうと店外へ出ると、隣のカフェに見覚えのある男性が。劇作家・演出家の岩松了さんだった。見たことがあるからって、べつに個人的な知り合いというわけではないんですけど。 ◆はなが、保育園で「野菜、減らしてー」と先生にお願いし、きょうのところは聞き入れてもらったらしい。僕は小さいころ、野菜好きだったのにな。どっちかというと、肉が苦手だった。それはともかく、昼食の間、女の子どうしでよくお話をしていて、しばしば、おしゃべりが度を超すようだ。僕もしゃべるのは大好きだから、あまり人のことは言えませんな。 4月4日(金) 共産党らしいパソコンってどういうのだ ◆バタバタする仕事の合間をぬって、父母の会総会の手描きポスター制作。夕方、はなを迎えに行った際、両面 テープで掲示板に貼ってきた。帰途、近くの共産党事務所の前を通ったとき、室内のパソコンが見えた。事務机の上にiMACが見えた。赤でなく、青いiMacだった。初代のやつじゃないかな。共産党でもiMacなのか。ダメってことはないんだけど。 ◆はなが「昨日、大野先生なにしてたの? 保育園、来なさいよ」と言ったらしい。大野先生だって、ときには平日にお休みのこともありますよね。先生、すいません。新年度を迎え、何人もの先生が入れ替わったから、娘の頭のなかでいろいろなことの整理がつかないんだろうな。 4月5日(土) 幹事を買って出てくださる方は貴重です ◆昨夜からの雨が降り続き、一カ月ほど逆行したような寒さだ。 ◆この日の連絡帳より。 「あー、伊藤先生、どこ行ってるの?」ときかれ、1階にはいないことを言っているのだと思い、「私も2階に行ったら、はなちゃんいないから、もうさびしいよー」と言うと、「はなちゃん、花組だからね!」とほこらしげでした。はりきってますねー。 (署名はなかったけど、きっと、伊藤先生が書いてくださったのだろう) ◆夜、はな組で食事会が催されたが、出かけていると仕事が終わりそうにないので、泣く泣く欠席。飲み会を企画してくれた、「クラブ・アニータ」を名乗る奥さま二人組、ありがとうございます。感謝してますよ。 |
第148回(2003年4月5日更新)
| 3月23日(日) サッカーでも戦わない男たち ◆プレミアリーグ首位に立つ強豪クラブ「アーセナル」のフランス国籍選手が、イラク攻撃への反対を表すため、今後の試合に出ないことを公言したという。アーセナルには、フランス代表のFWティエリ・アンリ、パトリック・ヴィエラなどを擁する。クラブの地元、ロンドンのサポーターの反応が気になる。フランス人監督のアルセーヌ・ベンゲルはとくに頭が痛いだろう。国として戦争反対を表明している「フランス」人としての思いもあるだろう。しかし、マンチェスター・ユナイテッドが二位 にぴたっとマークしていて負けられない状況でもある。点取り屋のアンリがいなくなるのは、指揮官として非常につらいだろう。 ◆近場で過ごした三連休だった。 3月24日(月) アンダーグラウンド・ブラジル ◆妻と広尾の日赤医療センターへ。診察が終わるまでにものすごく時間がかかったので、お昼を食べて帰ることに。地下に「ブラジル」という名のレストランがあることを知り、寄ってみたらまたもやシダックスが運営していた。高千穂大学の学生食堂と同じだ。店の入口に貼り紙があり、それによると、28年営業してきましたが、明日で閉店とのこと。なんなんだろう、このタイミング。まあ、たまたまなんでしょうけど。それより、なぜ店名が気になる。店の雰囲気は、、まったくブラジルっぽくなかった。 ◆はなはポカポカ陽気の園庭を満喫。三輪車、ボール遊び、かけっこと、 めいっぱい体を動かしたようだ。ああ、僕も思いきりスポーツがしたい。 3月25日(火) プリンタがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ ◆新しいプリンタが届いた。夕方、傘をさしてツクモまでLANケーブル、USBケーブルを買いに出る。 ◆保育園でアンパンマンのカルタとりをした娘。先生が文章を読んでもらい、「これ!」と、けっこう当てていたそうだ。 3月26日(水) バス・ドライバー ◆部屋の片づけがまた一歩進む。 ◆保育園のお別れ遠足。昨日は雨が降って寒かったが、きょうはすごくいい天気。ラッキー、良かったねみんな。ひよこ組からつき組までみんなで羽根木公園へ。東松原寄りの公園で思いっきり遊び、楽しかったようだ。お弁当のおにぎりを3個ペロリとたいらげ、妻も喜んでいた。 ◆夜、バスタブをバスに見立て、娘が運転手をしてくれた(って、わけわかんないけど)。次はどこ行きますかー(と僕に聞いて)、ブーンブーン、着きました(を何回も何回も)。保育園、せせらぎ公園、あっくんち、三軒茶屋、吉祥寺……。ずいぶんあちこちへ連れていってくれた。 3月27日(木) 思いやりは想像力 ◆ヤフーのダイジェストから見つけた、毎日新聞の記事より。 「真昼の気温はぐんぐん上昇し、化学兵器防護服と防弾チョッキ、ヘルメットを着ければ、座っているだけでへとへとになる。手や顔を洗う水を最後に見たのはいつだったか。指先はひび割れ、かさかさになった。蒸し暑い天候に耐えられず、兵舎の中に入れば居眠りが出る。見るのは大きな浴室のある五つ星のホテルに泊まる夢。サラダがたっぷりと盛り付けられた皿を前に置き、楽しんでいる夢……。しかし、気がつけば、ここはイラクの砂漠の真ん中。それも息詰まるような戦場だ。記者はワシントンのホワイトハウスにゆったりと座り、この戦争を決定した、いわゆる「政策決定者」と呼ばれる人間たちに対する極度の嫌悪感にとらわれ、非常携帯用の食料包みを開けた。チーズの一つも出てくれば良いのに」 そうなのだ、お偉方はいつも快適な場所から命令を下している。戦争を歌ったものではないけれど、RCサクセションの「ボスしけてるぜ」という曲を思い出してしまった。どうしても戦争がやりたいなら、自分が先頭に立ってみたらどうなんだ。戦国時代の武将は、時には、そうしていたんじゃないだろうか。もちろん、何百年も前と時代は違う。でも、戦をやるかやらないか、決断を下してきたのはいつだって、だれか、上の地位 にいる人間だろう。戦争は、やらないのがいちばんに決まっている。迷ったらやめておくのが、平和への近道だ。もし、自分の親戚 がイラクにいたらとイマジンする。もし、大切な人がバグダッドにいたらとイマジンする。「創造力」はあふれるほどにあるかもしれないが、相手の立場で考える「想像力」が決定的に欠如している。戦時下は「イマジン」を放送しないことにする、とはうまいこと考えたもんだ。神様でも思いつかない妙案かもしれない。ジョン・レノンが天国から放送してくれたらいいのにな。天国から流しても、戦闘機の轟音にかき消され、地上までは届かないかもしれない。 ◆保育園では、先生シャッフル。みか先生と久美子先生が登場し、「三びきのやぎのがらがらどん」の人形劇を披露してくれたとのこと。みか先生のトロルがあまりに恐くて、はなは大泣きしながら、逃げまわっていたそうだ。絵本に出てくるトロルもおっかないけど、みか先生は演技力があり、どちらかというと大柄な人だから、迫力十分だったろう。子供たちは恐怖におののくかもしれないが、恐い話は恐く、楽しい話は楽しく、でいいんじゃないかと思う。世の中は、安全なところばかりではない。時には、畏怖の念を抱かせることも、人生を歩んでいくうえで大切なことだろう。 ◆携帯電話がらみのページものをつくる仕事、iモード・サイトのネーミング制作が舞い込んだ。 3月28日(金) そうだ、図書館行こう ◆資料探しのため、朝から代田図書館へ。図書館のなかを巡回してみると、今まで興味がなかった本に目がいくことがある。買うのはちょっと思いとどまる本でも、借りられるのなら気楽に試すことができる。これ、という目的を決めて図書館を利用するのもいいけれど、無目的に、頭をからっぽにして館内をゆっくり一周するのも楽しい。自分にとっての、新たな出会いが毎回ある。その図書館はそれほど大きくないとはいえ、もちろん、わが家の蔵書よりもずっと多い。図書館の本をすべて読破した人、いますか。 ◆先生シャッフル二日目。四月から担任が変わるから、その前に、ということで昨年から年度末は、担任を臨時で交換することになっている。きょうは塚野先生とお砂場遊びや、リズム遊びに興じたそうだ。 3月29日(土) フライング・ヒュー・グラント ◆録画しておいた「アクターズ・スタジオ・インタビュー ヒュー・グラント自らを語る」を見る。ヒュー・グラントの話はどこまでが本当で、どこまでが嘘かわからない。他人の皮肉も言うけれど、自分も下げる。英国人特有のアクセントということもあるが、モンティ・パイソンのジョン・クリーズの話しっぷりを思い出した。自嘲的な笑い、という意味では関西人にも通 じるところがある。でも、吉本芸人のギャグより知的だ。日本人にはなかなか難しいスタンスだと思う。見た目は二枚目なのに、三枚目を演じているところが好感を持てるのか。まあ、すべてが二枚目だったら、面 白みに欠けるし、嫌みな人間に見えてしまう。頭が良くて、やわらかい、変幻自在のユニークな俳優さんだ。見た目は雲泥の差だけど、僕も見習いたい部分が多々あった。インタビュアーを煙に巻きながら、会場の学生やテレビの向こうのお客さんを楽しませる。それはそれで、立派なエンターテイナーだ。ヒュー・グラントは映画のなかでなくても、十二分に魅力的だった。あれ、ちょっと、ほめすぎたかな。 ◆仕事が終わらないので、保育園へ行ってもらう。はなは太郎くんとお皿の取り合いをして、大泣き。大野先生に説明を受けたものの、途中で自分勝手にカチンときて、スコップをガン!と地面 に投げつけ、それでさらに先生に叱られたらしい。はながなぜ悪いか、じっくり話していただき、最終的には納得した様子だったそうだ。う〜ん、むずかしいですね。先生は、ちゃんと筋道だてて、しゃべってくださっているでの、とてもありがたい。 |
第147回(2003年3月27日更新)
| 3月16日(日) 時代は人から人へつながっていく ◆北沢タウンホールで、父母の会役員の引き継ぎ。ほっとする。 ◆役員会終了後、帰りぎわにタウンホールの外に貼られていた、吉本女子プロレスのポスターに目がいく。前のもやはりポスターを見たとき気になったが、大根を片手に持った「おばっち飯塚」選手なるキャラクターは、いったいどう解釈すればいいんだろう。吉本興業の関連会社だからって、買い物姿のおばさんをモチーフに、プロレスラーに仕立てあげてしまうのは、やりすぎちゃうか。バカバカしすぎて逆に感動すら覚えてしまった。 3月17日(月) ゆずり愛 ◆はなは先生に「ペッタンコ出して〜」とリクエストし、スタンプ遊びをして上機嫌だったそうだ。後から現れた子にも、「はい」と言って、スタンプをわけてあげていたという。そうそう、ゆずりあいの精神が大事なんや。どこかの国や人みたいに、なんでも独占したいと思ったらアカンで。 ◆何の仕事をしてたっけ。なんやかんや、忙しかったはずだ。 3月18日(火) 言葉はほとんど保育園で学んだ ◆仕事の交渉をいろいろとして疲れる。 ◆保育園からの帰り、酒屋さんで「あれ、お母さんは?」とおじさんに聞かれると、はなは「居残り」と答えていた。そんな言葉を知っていたとは、びっくり。知らぬ 間にボキャブラリーが増えている。 3月19日(水) negotiationは疲れます ◆築地のデザイン会社とさまざまなやりとりをする。 ◆保育園では誕生会。三月だから、一年の総決算なのか、十一月生まれのはなは、藤井ごうじゅくんと手をつなぎ、前に出て、うれしそうにしていたらしい。その場面 、見たかったなぁ。 3月20日(木) 民主的な国家なら民主的な解決を ◆銀座のデザイン事務所に見積をメールした。 ◆午後三時にはなを迎えに行って、そのまま国立成育医療センターの皮膚科へ。小田急とバスを乗り継ぎ、到着したのは三時五十分くらい。予約時間の四時に、間に合ってよかった。 ◆午前中、ひよこ組とうさぎ組で陸橋のところまで散歩に行ったらしい。道中、危なそうなところでは、はなが「だめだよ」と言い、こなっちゃんの手を握っていたそうです。お姉さんになったもんだねえ。 ◆イラク攻撃が、現実のものになってしまった。人類がいなくならないかぎり、戦争はなくならないのだろうか。だとしたら、人間は大馬鹿な生き物だ。金持ちが偉いかのような、世の中の価値観が続いていくうちは、冨や資源や土地などを独占したいという者は絶対にいなくならないし、つねに世界のどこかで戦争が行われている、という状況が繰り返されるだろう。そして誰もいなくなった、となるまでは。『梅原猛の授業 道徳』を読みながら、悲しくも悔しくも、そう確信してしまった。でも諦めるのではなくて、自分にもできることがあるかもしれないと、しっかり考え、ささやかなことでもかまわないから、身の丈にあった何かをはじめたいと思う。 3月21日(金) 殺していい人なんているのか ◆春分の日。去年は、宮沢章夫さん主催の「池袋サーチエンジン・クラッシュ・ツアー」へ出かけた日だ。あれから一年、あっという間だったな。 ◆北口の和菓子屋さんで、おはぎを買ってきて食べる。日本ではお墓を訪れる人が増える、お彼岸。イラクでは、お墓に埋められる人が増えていく。罪もない一般 市民をできるだけ傷つけなくない、ともし本心から思っているのなら、市街地への空爆なんて、絶対にできへんはずやがな。 3月22日(土) わが家はいつ片付くのか ◆ひたすら部屋片付け。来週、新しいプリンタが届くので、電子レンジの場所を移動させ、エレクター棚をひとつ空けておかねばならぬ のである。いったん片付きかけたわが家が、あっという間に散らかりはじめている。なんとかしなくては。モノにも負けず、ゴミにも負けず。整理整頓ができ、必要最小限のもの以外はすっきり捨てる。そういうものに私はなりたい。 ◆むずかしい意味でなく、結局は思想なんですね。物にこだわりすぎないこと、金銭にこだわりすぎないこと(ギャランティなど、ちょっとでも多く欲しい、と考えてしまうけど)。できるだけ所有しない生き方ができればかっこいいと思う。シンプル・イズ・ベスト、スモール・イズ・ワンダフル。そのためには、何かを収集(コレクション)しないことも大事だな。「持たざるライフ・スタイル」の最大の敵は、自分自身の欲望であります。 |
第146回 (2003年3月20日更新)
| 3月9日(日) たくさん貸し出されている本はたくさん売れているか ◆世田谷区の図書館の資料をインターネットで調べているうち、ベストリーダー欄をつい見てしまった。うちにもある『朝2時起きで、なんでもできる!Trust your intuitive heart』という本が、二月の(総記・哲学・心理・宗教・言語部門)月間七位 に入っている。すごいもんだな。読者のうち何パーセントが午前二時起きにトライするのだろう。 3月10日(月)「しかりべつこ」と読むのです ◆先週の朝日新聞に、凍結した北海道鹿追町の然別湖に、期間限定で温泉がつくられた、と出てましたよと鐘下さんに話すと、毎年祭りのときはそうなんですよ、笑顔で答えてくださった。鐘下さんは、鹿追町のご出身。 ◆昼、茶沢通りの「火の国」で、ちゃんぽんを食べる。写真店のおじさんがカウンターに座っていた。スポーツクラブへ行き、部屋を片付ける。 ◆保育園のホールで、再現あそびが行われたそうだ。で、再現あそびって何?と思ったら、先週金曜日の就学お祝い会・進級お祝い会の出しものをみんなで集まって、もう一度、披露したとのこと。こないだはスピーチがあって緊張していたし、きょうのを見たかったな。 3月11日(火) アニメの「ワンピース」のことやないで ◆翻訳会社の会社案内のコピー制作に追われる一日。 ◆このところ、はなは『わたしのワンピース』という絵本をとても気に入っている。絵も文も、にしまきかやこ氏による、こぐま社発行この絵本。きっちり描きすぎていなくて、とてもいい感じの絵なのだ。 3月12日(水) 街が燃えている ◆午後通りがかったら、南口の電柱の上部が燃えていた。なにごとだ。消防車が何台も来ていたので、なんとかしてくれただろう。すごい人だかりだった。 ◆午後、保育園児の保護者の方がお亡くなりになった、という連絡を受けた。突然のことで、なんと答えていいのか、わからない。 3月13日(木) to be continue ◆うさぎ組は、せせらぎ公園へ。じゅりちゃんに「はなちゃん、つなごう」と手を出され、喜んでいたという。はなは「おさかなのごはんにするの」と、小枝を一生懸命に集めていたそうだ。 ◆お通夜に出席。お焼香の最中、もうすぐ小学校に上がるお嬢さんがニコニコ笑っているのが、とてもつらかった。お父さんが亡くなったことが、まだよくわからないのだろう。僕の目には、保育園の友達が会場にぞくぞくとやってくるがうれしくて、喜んでいるように映った。僕みたいな人間でもなにかできることがあるだろうか。その考え方じたいが傲慢だろうか。 ◆寝る前、ディック・ブルーナさんが昨年、NHKの番組で語っていた言葉を思い出す。「どんなに悲しいことがあっても、人生には続きがある」 3月14日(金) いろんなことを考えてしまう一日だった ◆せいせこと仕事をこなす。 ◆娘の連絡帳から。「サラサラ砂でいっぱい遊んできました。陽気も良く気分も上々。気分が良いと気前も良くなるようで、おもちゃも友達に『ハイどうぞ』と貸してあげたり…」 3月15日(土) ゴールがないと全力疾走しにくい ◆はなを保育園に預けず、いろいろ進める。新代田のプール、行かず。 ◆部屋の片づけ、レイアウト替えがまだ途中。もうちょっとで、そこそこ快適になるはずなのだが、今週はあまりはかどらなかった。多少しんどくても、一気にえいやっ!と、やらなきゃな。引越などの準備もそうだけど、こういうことはダラダラと何日も続けているほうが疲れる。なにごとも、終わりがみえないと、つらいものだ。ゴールまであと何メートルだろう。 |
第145回 (2003年3月14日更新)
| 3月2日(日) 恐るべき北海道人 ◆午前中、古書店に、本を引き取りに来てもらう。 ◆緑道沿いのOMソーラーハウスを見に行った。すぐに家が買えるわけで もないが、まあ見るのはタダだし、なにごとも経験、経験、と散歩がてら 出かけてみた。木の香りがいっぱい、素晴らしい一軒家。当たり前かもし れないけど、やっぱり賃貸物件とは造りが違いますね。 ◆第一弾、部屋片付け終了。 ◆夜、妻の弟「治くん」が泊まりに来たので、おしゃべりしながらビール を飲み、十二時過ぎに就寝。きょうの寒さは少しましだが、だからってT シャツに短パンで寝る男、というのも凄い。どさんこ、おそるべし。 3月3日(月) ステキなお姉さん、は好きですか ◆このところバタバタしていたこともあって、特別な準備はできなかった が、それでも「ひなまつり」の日はやってくる。おかまいなしだな。 ◆日中、なんだか眠くて眠くて困った。早寝早起きがくずれると、途端に これだから、カラダというやつは正直だ。 ◆保育園の先生によれば、本日のはなは、とてもおっとりしていてステキ なお姉さんだったらしい。たんに元気がなかっただけだったりして(笑)。 ◆夜、ひなあられだけでもあげようと、三軒茶屋で買っておいたものをあ げると、はなの胸や背中にさっそく湿しん。糖分のせいだろうか。肌のブ ツブツがちょっとでもましになるとすぐに油断してしまう、お父ちゃんと お母ちゃんはあかんなぁ。ごめんな、はな。ほんのこて、すまんこってす。 3月4日(火) 千葉マリンにハルが来た ◆朝から突風が吹き、寒い。「これは、春二番やな」としょうもないこと を思わず口にしてしまったとたん、波留敏夫選手を思い出してしまった。 中日ドラゴンズの、と書きかけ、はたと気がついた。波留選手は、今季か ら千葉ロッテマリーンズだ。横浜ベイスターズで1番・石井琢郎選手が、 2番・波留選手だったころの、あのしつこさ、しぶとさ、いやらしさを取 り戻して、パ・リーグでガンガンに活躍してほしい。 ◆おさむくんは昨日に続いて、ティーンエイジファンクラブのライブへ。 場所は新宿リキッドルーム。ふと思ったけど、リキッドルームにかぎらず、 歌舞伎町って、いったいいつから行っていないんだろう、俺。 ◆はなは先生に「ほっかどー、おさむくん」と伝えていたようだ。お医者 さんごっこをし、次々にやってくる患者さん(まーくん、はるくん、とも くん、ふちな先生)に、てんてこまいだった、とのこと。 3月5日(水) メール広告は難問だ ◆某通信社のメール広告をつくる仕事に追われる。ところどころに飾りケ イのような装飾・アクセントは使えるものの、ほとんど文字だけで構成す るメール広告は、ある意味、究極の広告といえるかもしれない。同じ大きさの、強弱もない文字だけで、何ができるのか。コピーライターのアイデアとセンスと技量 が試される。むずかしいけど、いいトレーニングになる。 ◆昼前、治くんが北海道へ帰っていった。あっという間だったな。土日を 挟まないと、せっかく来てくれても、なかなかゆっくり付き合えない。 ◆はなの保育園ライフ。帽子をかぶり、ヤル気マンマンでゴリラのパン屋 さんごっこ。昨日に続いてお医者さんごっこをし、小麦粉粘土でも遊んだ らしい。毎日楽しそうやな。はな、たまには、お父ちゃんと代わらへんか。 3月6日(木) 保育園でも、なんでだろう ◆赤坂でピート小林さんといっしょに打ち合わせ。その後、トルコ料理店 でランチ。ウェイトレスはとてもきれいな人で、しかも日本人にはとっつ きやすそうな顔立ち。性別はちがうものの、サッカー選手のイルハン・マ ンシズを思い出してしまった。食後、ピートさんに、雑誌『フォトテクニ ック』誌上でされている連載を見せていただく。コピーライターなのに、 写真にも強いピートさんって、かなり特殊で、すごいことかもしれない。 ◆大野先生が、テツandトモの「なんでだろう」ソングを替え歌で唄っ ていると、はなに「なに言ってるのよー」と突っ込まれたそうだ。あの歌、 保育園でも流行っているんですよね。新しい芸という感じはしないけど、 赤と青のジャージで、やせ型とちょっとぽちゃっとした人、髪型も二人と もまるっきり違うし、キャラクターの差がわかりやすいんだろうな。替え 歌の大野先生も、はなも、「なにやってるのよー、なに言ってるのよー」 でっせ(笑)。まあ、どっちもどっちでんな。 3月7日(金) 雨の卒園式 ◆あいにくの雨、大切な日なのに、なんという寒さ。保育園で就学お祝い 会(卒園式のようなもの)と、進級お祝い会。僕は父母の会会長をしてい るので、慣れないスピーチをするはめに。緊張していないつもりだったの に、途中から何を話しているのか、自分でもよくわからなくなってしまっ た。いや〜、スピーチってむずかしいもんですね。いい経験になりました。 ◆会が終わったあと、帰宅して急いでうどんを食い、成城学園前へ。そこ からバスに飛び乗り、国立成育医療センターへ。安本先生に、はなの肌を 診ていただき、地下のスタンドで黒ごまアイスを三人でいっしょに食べる。 3月8日(土) プールは、おやすみなさい ◆はなが少し風邪ぎみのため、プールはお休みする。保育園で嘔吐下痢症 が流行っているし、万が一、はながかかってしまって、来週まるまる欠席、 なんてことになったらたまらんので、申しわけないけど欠席させる。プー ルでバチャバチャするのー、と行きたがっていたけど、ごめん許してや。 |
第144回(2003年3月6日更新)
| 2月23日(日) あなたの代わりにお捨てします ◆部屋を片付けるために本を大幅に減らしてほしい、と妻に言われ、名残惜しい僕は抵抗し、ケンカをしてしまった。申しわけない。スペースが狭いんだから書物に立ち去ってもらうしかない、と頭ではわかっていても、いざとなると、なかなか踏み切れないのです。宝島社新書の『捨てる技術』を再読して、思いっきり影響されたい気になった。愛着もあるから持っておきたい、という「情」でなく、捨てるか・捨てないか、どうやって捨てるか、という「技術論」で語ればいいのか。といいますか、とにかく捨てたいんだったら、他人にお願いするのがいちばんいんじゃないか。「捨て屋」という商売でもはじめてみようかな。 「あなたの捨てられないもの、代わりに捨てます」というチラシでも作って配ってみるか。でも、実際にやってみたら、大型の燃えないゴミとか、産業廃棄物とか、いや、それ以上にもっと危ないものを処分するようお願いされたりして。 ◆午前中、保育園がらみ知人のKさんに教えていただいたお店へ。そこは吉祥寺の「おばあちゃんの玉 手箱」という名で、絵本や玩具を置いているだけでなく、子供向けのアート教室も開いている。問い合わせずにいきなり行ったら、教室をやっていない日だったため、見学はできなかった。残念。どっちにしろ、吉祥寺まで通 うのはむずかしいけど。 2月24日(月) 勉強しまっせ 引越のカサイ? ◆早起きしてコピーを考える。 ◆ポストにカサイ引越センターのチラシが入っていた。前にも書いたと思うが、サカイ引越センターと名前が似ていて間違いそうになる。 ◆妻が娘を連れて、世田谷区大蔵にある国立成育医療センターへ行ってくれた。はなの肌はアトピーではなかったようだが、ウィルス性の湿しんと診断される。予約外だったため、昼までかかり、結局は保育園をお休みすることに。ああ、小児科の病院がもっとあればいいのに。いい小児科は、下北沢のあたりには本当に少ない。少子化を食い止めるには、小児科を増やすことも大事だな。これって、誰に訴えればいいんだ。厚生労働省かな。「少子化の影響で、小児科の病院も減ってしまいました。子供が増えれば小児科も増えるかもしれません」なんて、答えになっていない答えが返ってきたりして。それじゃ、卵か先かニワトリが先か、といっしょだな。 2月25日(火)「ほうれんそう」と「そうれんしゅう」 ◆就学お祝い会の総練習が、保育園である日。はなに「そうれんしゅう」と言うと、「ほうれんそう?」と聞き返してきた。たしかに音は似ている。子供はそういうことに敏感だ。頭韻をふんだり、脚韻をふんだり、音が似た言葉を探すのは、僕だって大好きだ。はなとふたりで、ラップやヒップホップのユニットでも組んでみようかな。歳の差コンビ「ハナ&パパ」。って、ダメか、そんなゆるい名前じゃ。 ◆午前中、古書店のおじさんに来てもらう。 ◆仕事の区切りがつかず、夕食が遅くなった。ひとりディナー。食後、妻が買ってきてくれた「LOTTE雪見だいふく」を食べる。ミニ雪見だいふくが箱にたくさん入ったやつ。このアイス、冬に食べると、なんでこんなにうまいんやろう。ネーミングと、もちもちっとした食感のせいか。 ◆娘は来週の催しに向けて、「ゴリラのパン屋さん」ごっこの練習をうさぐみのみんなとしているらしい。はなはゴリラの役のひとりで「ガオーッ」と大声を上げ、はりきっているようだ。先生のコメントには「ピーターパン体操もバッチリでした」とある。 2月26日(水) グレート・サザエ ◆朝、娘をおんぶして登園途中、とつぜん背中から「サザエでございます」。なんでやねん。「ございます」っていうのが、おもしろいのかな。日曜日に「ちびまる子ちゃん」と「サザエさん」を続けて見ることがあるけど、はなは最近、「サザエさん」のほうが好きみたいだ。僕が子供の頃から放送していて、今の子供たちまでも楽しませているわけだから、サザエさんは偉大だな。「基本的にポジティブな、庶民」というのがいいのかな。 ◆子供たちは羽根木公園へ行ったらしいが、すごい数の人が来ていた、とのこと。花よりダンゴでなく、娘は「梅より、走りたいよー」と、はしゃぎわまっていたそうだ。 ◆夜、みかんを四個続けて食べた娘が、急にひどい下痢。まいった、まいった。何度もおなかが痛くなり、そのたびにお風呂でシャワーをするのだが、なかなか寝られず、かわいそうなはなだった。 2月27日(木) せつない絵本 ◆朝、代沢診療所に寄って診察してもらい、いったん戻って薬を飲ませてから保育園へ連れていく。ごめんな、はな。仕事あんねん。 ◆おそれていたら、保育園のお昼寝明け時間に案の定、先生から呼び出しの電話。四時に迎えに行き、連れ帰る前に大野先生からお話を聞く。「午前中は顔色もわるく、おふとんに行きたいと言ってゴロゴロしてました。午前に、水溶便。午後にも一回。午後のは、未消化のみかんがそのまま出てました」とのこと。けっこう、しんどそうや。無理に登園させてごめんな、はな。大野先生にあいさつし、その足で踏切を渡り、木曜の午後もやっている島津クリニックへ。 ◆島津先生から「明日の夕方か明後日の朝まで、絶食療法にしてください」と言われる。ポカリスエットかアクエリアスをたくさん摂る(一日1.2リットルくらい)以外は、下痢が回復するまで何も与えないほうがいいとのこと。どうしても何かあげたいなら、林檎をすってください、と指示された。「1食べても、下痢して2出ていたら同じこと。胃腸を休ませて治すのがいちばんですよ」というお話だった。たしかにその通 りなんでしょうけど、親が目の前で食べているのに、自分はダメってはつらいだろうな。だったら、親も我慢すればいいじゃないの、なんて言わないでくださいね。 ◆島津クリニックに置いてあった『星空のシロ』(国土社)という絵本が、心に響いた。井上夕香さんの淡々とした文章も、葉祥明さんのクールな絵もいい。読み返すたびに良くなっていく、不思議な一冊。僕のひざに座っていっしょに見ていた娘もかなり気に入っている様子だった。 2月28日(金) 本日休園 ◆はな、保育園を休む。家で遊ばせながらだから、仕事はほとんど進まない。部屋の片付けを少し進める。 3月1日(土) 大事なことはみーんな娘が教えてくれる ◆土曜日だし、はなの調子もまだまだし、保育園を休ませる。 ◆昨日に引き続き、部屋の片付けに精を出す。 ◆夜、僕が下手なピアノを弾きながら、「STAND BY ME」を歌っていると、はなが乱入。適当な節で、僕に続いて叫んでいる。顔を見ると、めちゃくちゃ楽しそう。うんうん、でたらめアドリブって、おもろいよな。顔を見合わせて、はなとふたりで大笑い。音楽は、「音を楽しむ」「音で楽しむ」って書くくらいだから、やっぱり楽しくなくっちゃね。とっても大切なことを、娘に教わった気がした。 |
第143回(2003年2月27日更新)
| 2月16日(日) 梅の季節にサクラかな ◆雨の中、北沢タウンホールで保育園の父母の会役員会。 ◆午後、近所の喫茶タパタパで、ピート小林さんと仕事の打ち合わせ。ピートさんは、僕と妻がお教えした集合住宅「サクラ」を見に行ってきた、とのこと。その建物は、北沢川緑道沿いにある、正面 全体がガラス張りのような、四角い箱形のアパートメント。僕の知人でもある池田昌弘さんが構造を手がけれたたと、『こんな家に住みたい』というMOOKで知った。 ◆夜、入浴後はなが「パリに行ったことあるよ」と、とつぜん言う。何を、そんな。行ってへん、行ってへん。 2月17日(月) かいじゅうたちはビデオもいい ◆先週から借りている『スヌーピーの大冒険(SNOOPY,COME HOME)』『かいじゅうたちのいるところ』のビデオを見直す。どちらも、音楽もいい。『かいじゅうたちのいるところ』は3本立てのオムニバスで、キャロル・キング作の歌がいい。DVDが出ていたら買いたいところだが、インターネットで調べたかぎり、ビデオ版しか出ていなさそうだ。 ◆大野先生は何かの拍子に血を出してしまったところ、「はなちゃんが貼ってあげる」と言い、頼まれてもいないのに、わが娘はバンソーコーをペタッとしてあげたそうだ。最近どんどん、おせっかいになってるなあ。 2月18日(火) 赤坂と体重 ◆ピートさんも同席し、赤坂で打ち合わせ。その後、ピートさんが用事がおありだというので、いっしょにTCCの事務局へ。ピートさんと、カフェ・ド・クリエに入り、コピーについて夕方までいろいろ話す。午後からずっと雨の、寒い一日だった。 ◆このところ、はなはあまり食べないことが多い。が、きょうの身体測定で体重は減っていなかったので、もう少し様子をみてみることにした。 2月19日(水) 徒歩でイタリア研修 ◆はなが急に「イタリアへ歩いて行く、って塚野先生言ってたよ」と言う。ええっ、なんやって。塚野先生は、レッジーナの中村俊輔選手の熱狂的ファン。イタリア南部・長靴の底まで、まさか歩きで? 実際やってみたら何日かかるのだろう。翌日、確認してみたら、塚野先生はイタリアへ向かったんじゃなくて、午後から研修に行かれていただけだった。まあ、だけってことはないけど、イタリアと研修、どこでどう間違えたんやろ。 ◆連絡ノートより、はなの様子。「ひよこぐみのゆきこちゃんに、何してあげたいの?なんて優しい声をかけてあげていましたよ。みんなでかくれんぼをした時は、オニやりたーい!とはりきっていました」 2月20日(木) クライン・ダイサムの内装 ◆午前中、ピートさんにサムネイル等をファクスし、その後、目黒へゴー。 ◆広告代理店「ビーコン・コミュケーションズ」をたずね、コピーライターの松葉とひさしぶりに会う。ビーコンのオフィスは、ものすごいデザインと色でびっくり。女性フロアはかなり派手なピンクが基調になっていて、松葉がいたフロアはライトグリーンがテーマカラーになっている。僕はグラムロック時代のデヴィッド・ボウイや、マーク・ボランを思い出した。あるいは、インテリアのアクセントとして、巧みに採り入れられた曲線のせいか、『時計仕掛けのオレンジ』『2001年宇宙の旅』『ミクロの決死圏』など、昔のSF映画を想起させる。クライン・ダイサム・アーキテクツの手によるオフィスは、クリエーターたちのイマジネーションを強く刺激しているのだろうか。入った瞬間、落ち着きにくそうな仕事場やなぁ、という気がしたけど、そもそも多忙な外資系代理店には、社内でゆっくりくつろぐ暇なんてないのかもしれない。 ◆仕事場をささっと見せてもらったあと、近くのタイ料理店で、松葉と昼食。その後、喫茶店でコーヒーを飲みながら、保育園のことなどを話す。 ◆保育園では、地域交流の一環として、赤ずきんのエプロンシアターを見に行ったとのこと。おおかみが出てくることでは、隣に座ったあすかちゃんと二人で「こわいねー」と抱き合っていたそうだ。僕も見たかったなぁ。 2月21日(金) 金はこの人に貸せ! ◆ヨシエ歯科にデンタルフロスを買いに行った帰り、Oさんとばったり会う。「あれっ、こんなとこで何やってるんですか」と聞くと、「なすおやじでカレー食ってたんですけど、財布忘れたことに気がついたんで、取りに買えるとこなんです」とのこと。「そら大変やん、Oさんちまで戻んの?」ってことになって、昼食代に千円お貸しした。 ◆夜、ピンポ〜ンと鳴り、ドアののぞき穴から外を見たが、暗くてちゃんと確認できず、新聞屋のおっさんちゃうかと思い、ほおっておくつもりやったけど、もう一遍ピンポンと鳴ったので、ドアを開けてみたらOさんだった。千円を返してくれて、ヒロタのシュークリームまでお土産に持ってきてくださるとは、なんて律儀ないいお方。おおきに、めっちゃうまいがな。Oさんになら、喜んでいくらでも貸そう、という気持ちになった(といっても貸せるほど、大金を持っているわけではにないけど)。 ◆保育園のホールで、月に一度の誕生会。「大きなかぶ」がはじまると、はなは「次は犬だよ」などと予想を口にしていたらしい。その後の昼食は、かぶがメインのメニューだったようだが、またしても食があまり進まなかったらしい。いつもおいしそうな料理なのに(迎えに行ったときに、その日の昼食とおやつが見られるように展示してくださっている)、もったいない。お父ちゃんが代わりに食べたいぐらいや。少食のはなだが、デザートのオレンジとイチゴはしっかりたいらげていたという。やれやれ。 2月22日(土) ドライカレー連続提供事件 ◆やることがたくさんあるので、はなを保育園へ連れていく。ごめんな。 ◆仕事の合間、部屋そのものや家具のサイズを測り直し、ラフな図面を引く。来週、レイアウト替え、できるかな。狭小空間で、「快適な仕事場」兼「楽しい育児空間」をなんとしてでも実現したい。道は険しいけど、俺は諦めへんで。にぎやかだけど、仕事もはかどる。矛盾してると思われる やろうけど、みんなが無理やと決めつけている「いやな常識」を覆したい。 ◆はなは保育園で、春畑真理子先生にドライカレーを何度もつくってあげていたらしい。もちろん、ままごとで、の話。風呂に入りながら、「はなちゃん、真理子先生おいしい、って言ってたの?」と聞くと、「また〜、っって言ってた」だって。そら、そうやわ。エンドレスでドライカレーを出されたら、たとえままごとでも、そないなふうに答えたくなりますわな。 |
第142回(2003年2月21日更新)
| 2月9日(日) 52?の理想の住まい ◆梅ヶ丘・羽根木公園の「梅まつり」へ。梅をちらっと見たあと、東松原に近い芝生に腰をおろし、ランチを楽しむ。山崎さんが買ってきてくださった「毬花」という缶 ビールを味わう。「中島らもさん、捕まってしまいましたね」と僕が言うと、山崎さんが「この名前もあぶないよね」と飲みながら笑う。えっ、どういう意味ですか、一瞬と聞き返しかけたがすぐに気がついた。毬花(まりばな)と、マリファナか。 ◆昼食後、山崎さん宅におじゃまする。雑誌『LIVING DESIGN』の仕事で山田真理さんが取材された、中澤光啓さん設計・施工の「団地 up down」と名付けられた住居兼仕事場についてお話を聞き、いたく感心し、刺激を受ける。52平米に夫婦と小学生のお子さん三人、さらに仕事スペース。わが家はリフォームするわけにはいかないけど、いろいろと参考になった。 ◆真理さんに『ねんねだよ、ちびかいじゅう』(マリオ・ラモ/絵・文、原光枝/訳)という絵本を見せていただく。駄 々のこね方、文句の言い方、わがままぶり…。作者は、子供をしっかり観察しているのだろう。ベネディクト・ゲッティエールの絵本『パパと10にんのこども』とタイプは違っても、どちらも父親と子供の関係をていねいに見つめ、ユーモラスに描いた傑作。絵のタッチも軽くていいし、読みながらそれ以上のことを想像する余地も残してくれている。絵本はページ数も文字数も制限されているので、「いかに書(描)くか」より「いかに書(描)きすぎないか」かな。 ◆近いうち、引っ越したときのように、部屋や家具などのサイズを測ってラフな図面 を紙に書き、部屋のレイアウト変えに取り組もう。 2月10日(月) セブンティーズ・コービー ◆NBAオールスターをテレビ観戦。二度の延長戦の末、155対145でWESTがEASTを倒す。まもなく四十歳を迎えるマイケル・ジョーダンはよくやった。最後は、レイカーズを含む西軍が地力を発揮。コービー・ブライアントを見ると、僕はいつも、1970年代後半から80年代にかけて活躍したファンク兄弟、ブラザーズ・ジョンソンを思い出してしまう。 ◆はなはこのところ、食が細いので先生に相談してみたところ、「体重が落ちているわけでもないし、もうちょっと様子を見てみましょう」というアドバイスをいただいた。親が神経質になりすぎると、ピリピリした空気が娘に伝染するだろうし、のんびり構えてみようと思う。 2月11日(火) 気になる松本部長 ◆建国記念の日、休日。午前中、近くのエスニック・バーの前を通りがかると、ドアの前に「松本部長」と黒マジックで書かれた段ボール箱があった。すごく気になった。松本部長って、どんな人なんだ。 ◆三人でらぷらすへ行き、本を借りた帰り、お茶でもしようと「ベーカリーカフェ オーブン」へ。ヘーゼルナッツのパンを買ったところ、はなが「食べていいよ」と言うので、妻がパンを口に入れたとたん、はなが泣きわめき、ソファに寝っ転がって足をバタバタさせるので、まわりのお客さんの目が気になり、店長のヒデさんにも申しわけなくなって、早々に退出。みなさん、すいませんでした。現在、はなは三歳三カ月だが、保育園の先生によれば、この時期は自我がはっきりしてきて、エゴに走りやすく、こういう状態になるのはよくあることらしい。はなの表情を見ていると、わるいのは自分でもわかっているんだけど、感情のコントロールがうまくできず、そのことにいらだっているようにも思える。人として成長するために通 らなきゃいけない、ひとつの段階だと考えることにする。 2月12日(水) バースデイ&ウェディングデイ ◆この日記(前週分)をフリースタイルの吉田さんにメールしようと思っていた矢先、パソコンの操作ミスをしたようで、まとめたばかりの日記がまるごと消えて大ショック。コンピュータのデータも含めて、すべてのものはいつか壊れる運命にあるのだ、と自分に言い聞かせて、己を慰める。 ◆保育園でも、はなが「わがまま泣き」で、自分を思いを押し通そうとする姿が見られる、とのこと。先生は「泣くんじゃなくて、きちんとお話してね」と言ってくださっているそうだ。ありがたい。もちろん、わが家でも、はなにそう伝えている。なかなか難しいことだけど、大切なこと。 ◆きょうは妻の誕生日で、僕らの結婚記念日。派手なことは何もしなかったけど、家族でゆったりと食事をし、ひさしぶりのアルコールを楽しんだ。 2月13日(木) バスルームは戦場のように ◆消滅してしまった日記を書き直してメール。 ◆チョコ菓子のネーミング案を送る。 ◆夜、妻がはなより先に浴室に入ったとたん、「お母ちゃん、先に脱がないでよ!」と大泣き。浴槽に入らず、タイルの上で三十分くらい、泣きわめいていた。「はなちゃんに入るかー、って何回も聞いたのに、入るって言わんからお母ちゃんが先に脱いだんやろ。もう湯船に浸かってるんやから、もう一回服を着て、脱ぐとこからやり直さんでええやんな。明日から、はなちゃんが服を脱ぐまで待つから、それでええな」などと、何度も何度も説明し、説得してもダメ。長く激しいバスルーム・バトルだった。 2月14日(金) 種田山頭火が食べたとしたら ◆ひさびさにスポーツクラブへ。52分で5.2km歩き、サウナの二回入って計13分くらい。サウナで隣り合わせた林さんと、イラク、北朝鮮、アメリカについて少し話す。そのうち汗がどんどん吹き出し、頭がぼーっとしてきた。高温のサウナ室は、議論に向いていないというのが、よーくわかった。 ◆近くに「らーめん 山頭火」の支店ができたので、妻と昼食に入った。僕はしお、妻はみそ。わるくはなかったけど、北口の「一龍」がいいな、というのが食後に抱いた、僕らの一致した意見。まあなんといいますか、ラーメンの好みって、ほんと人それぞれですからね。いずれにしろ、それほど高くない料金で、うまいかどうか、自分に合うかそうでないかを、気軽に試せるところが、ラーメン屋の魅力のひとつだな。 ◆はなの本日。ひとつ下のクラス、ひよこぐみのみんなといっしょに、ジャズ喫茶マサコのそばの陸橋まで行ってきたそうだ。小田急の電車を上から見たのだろう。行きはゆうきくん、帰りは(念願の?)こなつちゃんと手をつなぎ、とってもうれしそうでしたよ、とのこと。 2月15日(土) ひるめしのわだい ◆新代田のスイミングクラブへ。親子クラスが終わったあと、ロビーのようなスペースで持参した弁当を広げ、山崎家とカジュアルな昼食。どういう流れだったのか、いつの間にやら革マル派や学生運動の話題になった。子供といっしょにスイミングスクールで飯を食いながら、われわれは何を話しているんだろう。それはともかく、山崎さんも真理さんも、その手の話を楽しそうにしゃべるもんだから、聞きながらうれしくなってしまった。 |
第141回(2003年2月13日更新)
| 2月2日(日) ラーメンに心を揺さぶられたが ◆Tさん一家といっしょに出かける。丸善日本橋店と八重洲ブックセンター本店へ。お昼をどこで食べようかと迷い、東京駅の地下街へ。その名もずばり、「ラーメン激戦区」というラーメン店街を通 り抜け、ニュー・トーキョーへ。サッカーボール型の器に盛られたお子様ランチにびっくり。 ◆きょうははなが、八重洲ブックセンターの階段でおもらしをしてしまい、Tさんちにズボンの替えをお借りしてしまった。申しわけない。出かける際、洋服の替えを一式持っていたほうが、もうしばらくは無難だな。 2月3日(月) SOHOでなくSOFOへ ◆リビングデザインセンターOZONEの「NEXT SOHO」展へ。家族と暮らす住居がオフィスを兼ねている。それが僕の見たかった、リアルなSOHOなのに、ちょっとがっかり。Small Office, Home OfficeのHomeの香りが、どの展示にもなかった。あっ、いま思いついたけど、僕はSOHOでなく、SOFO(ソー・フォー)をめざしたい。子供を含めた家族みんなと楽しく過ごせて、オフィスとしても快適。しかも、狭小空間。むずかしいだろうけど、そういう家族&仕事スペースをつくりたい。わが家が向かう先は、Small Office, Family Office! ◆帰り道、プレタ・マンジェというお店にたまたま入ったら、ちょうどオープンの日で、僕と妻が座った隣のテーブルに社長さんが登場。トップが視察に現れ、スタッフがそわそわしているのが、なんだかおかしかった。 ◆夜、太巻きを家族みんなでつくって食べる。「南南東、一本まるごと、いっき食い」はやめました。娘が三つ葉やかんぴょうにも挑んでいくれて、親としてはうれしかった。ただ、酢飯はまだまだ苦手のようです。 ◆はなは保育園でも節分の行事。鬼が登場すると、かたまってしまい、豆をまくことを忘れてしまったそうだ。 2月4日(火) おっとっと ◆ひさびさにスポーツクラブへ行き、トレーニング後62.7kg。 ◆はなはみんなで写真撮影後、タイヤを並べた上を「おっと!」と、声を上げながら渡って遊んだという。 2月5日(水) こう見えても銀座はわりと好きなんです ◆銀座と築地の広告会社へ打ち合わせに行き、その帰り、書店を3軒はしごして、近藤書店で分厚い資料を購入。リュックだったけど重かった。 ◆帰り、ギリギリの時間にはなを迎えに行く。遅くなってごめんな、はな。 ◆きょうは保育園のホールで、リズム遊びをしたそうだ。楽しそうやなぁ。 2月6日(木) 子供は押し入れが大好き ◆保育園のホールをお借りし、父母の会主催の「スノーマン・コンサート」を実施。二期会バリトン歌手の佐藤文行さんによる素敵なショーに、子供だけでなく、見ていた大人も大喜び。アニメ映画『スノーマン』を流し、それにあわせたナレーションと歌、その他にも楽しい歌がたくさん。ホッとした。かかわってくださったみなさまに、感謝の気持ちでいっぱいです。 ◆はなは保育園の寝室の、押し入れの下でくつろいだという。 2月7日(金) 魚とマラソン ◆某通信社がらみの広告のアイデアを、デザイン会社へファクス&メール。 ◆うさぎぐみは、せせらぎ公園へ魚を見に出かけ、ゆっくりしていたら戻るのが遅くなりそうだったので、園までマラソンして帰ったとのこと。 2月8日(土) 珍味らしい珍味 ◆家族で新代田のプールへ。真理さんに、沖縄の高級珍味「豆腐よう」をお裾分けいただき、夜さっそく口にする。少しクセがある、まさしく珍味。何度か食べて慣れると、これはクセになってしまうかも、という気がした。 |
第140回(2003年2月5日更新)
| 1月26日(日) モーツアルトと毛沢東 ◆乃木坂へ。千代田線で見た映画『中国のお針子』の中吊り広告。その中 に島田雅彦さんのコメントがあり、そこに“モーツアルト作曲「毛沢東を たたえて」”という言葉があり、えっ、と思った。モーツアルトと毛沢東 は時代が重なっているのだろうか。18世紀に活躍したモーツアルトが、 20世紀に革命を起こした毛沢東をたたえているのだろうか。僕の見間違 いか。あるいは、ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルトでない、別 のモーツアルトという作曲家がいるのだろか。 ◆夕方、急に思いついて、外で出たついでに山本有三の文庫本を購入。 1月27日(月) 病院に追われる日 ◆雨の中、娘を抱っこして、国立成育医療センターへ。下北沢から成城学園前まで急行でひと駅、そこからバスに乗って十五分ほどだった。八時二 十分すぎに到着し、八時半に受付をすませ、皮膚科のあるフロアへ。九時 すぎに診察してもらい、処方箋をいただいて大急ぎで下北沢へ引き返す。 十時すぎに保育園へ、はなを連れていくことができたが、「パパがいい、 パパがいい」と泣きつかれ、先生のところへ行こうとしない。しかし、僕 も時間に追われていたので、申しわけないと思いつつ、ダッシュで帰宅。 その後、娘はパズルを発見し、あっという間に笑顔になったそうだ。 ◆保育園からいったん帰宅し、十時半にヨシエ歯科へ。前々から予約してのだが、どうにか間に合った。しかし慌ただしくて、けっこう疲れた。 ◆午後、某翻訳会社の会社案内をつくるためのアイデアを練る。 ◆夕方四時、保育園から娘が熱があるので連れかえってほしい、という電話。仕事をひとつ大急ぎで片づけ、五時までに迎えに行き、その足で代沢 診療所へ向かう。 1月28日(火) はなの視力検査 ◆娘は風邪のため、欠席。昨日、代沢診療所で薬をもらい、それを飲ませたからか、それほど調子はわるくなさそうだったが、診察後に先生に「明 日は大事をとって…」と言われていたこともあって、休ませたのである。 ◆そのついでといっては何だが、前日から娘は「目が痒い」と言っていたので、佐々木眼科へ連れていく。先生に診てもらうと、アレルギーの可能性もあるらしく、目薬を出してくださった。その診断の前に検査してもらうと(佐々木眼科では三歳以上の人には、最初に視力検査や眼底検査など をお願いしている)、はなの視力は左右ともに1.0。スタッフの女性が 「はい、この紙を見て、同じ向きにしてね」と言い、娘は大きなCにようなものを持たされ、検査を受けた。なんだか愉快なシーンだった。 ◆妻ががんばってくれたおかげで夕方、伝票などを会計事務所に送ること ができた。確定申告は二月中旬からだが、この時期に書類一式が手離れす るのは、うちとして早いほうだ。 ◆ダンダダンダ!と文字通りの足踏みを繰り返すなど、娘がダダをこねる場面 がこのところ急激に増加。絶対に自分の我を通してやるわよ、という筋金入りの「わがまま自己主張」には、ほんと参ってしまう。 1月29日(水) 昼間のパパを知っていますか ◆保育園「うさぎぐみ」の保護者会に出席。男親は僕とKさんだけ。いつもながら少ないが、Kさんがいらしただけでも良かった、と考えるべきかもしれない。みんなどこまで通 勤されているのかな。みんなの職場と住居が近かった時代は、いつのことだろう。郊外に住んで、都心部へ通 勤するという人々は、高度経済成長期に加速的に増えてんじゃないかな。「安近短」でなく、僕は「職住近」を心から望む。そうすれば、父親も育児参加の機会も増え、奥さんも助かるし、子供だってうれしいだろう。それに、 仕事場と家が近いと、子供が親の仕事になんとなくでもふれることができるかもしれない。父や母が、どんな仕事をしているのか、具体的には知ら ない子供が多いんじゃないかな。 ……と書いていたら、清水建設のCMで流れていた「昼間のパパは〜」と いう歌を思い出した。あれは十年くらい前になるのかな。忌野清志郎さん のボーカルも(作曲も清志郎のはず)、糸井重里さんの作詞もとてつもなく素晴らしいコマーシャルソング。当時まだ独身で、銀座周辺の広告会社で忙しく働いていた僕は、『パパの歌』を聴いて何度も元気づけられた。 昼間のパパはちょっとちがう 昼間のパパは光ってる 昼間のパパはいい汗かいてる 昼間のパパは男だぜ たしか、こういう歌詞だったと思う。 ◆はなは、つきぐみさんといっしょに羽根木公園へ行ったという。前回同様、みづきちゃんが手をつないでくれたそうだ。 1月30日(木) 僕も『大好きだるまー』 ◆赤坂で打ち合わせがあり、ピートさんとともに出席。 ◆大橋歩さんの『大好きだるまー』(大和書房刊)という本をある方から いただく。大橋さんが飼われている黒ラブラドール犬とのかかわりをまと めたもの。愛情とユーモアとかわいいイラストにあふれた、素敵な書籍だ。 ◆きょうは避難訓練があり、はなたちは代沢小学校の横まで歩いた、との こと。きょうはあおいちゃんが手を引いてくれたようだ。夕方、迎えに行 ったとき、「はなちゃん、いっしょに歩いたけど泣いてたよ」と、あおい ちゃん本人が教えてくれた。 1月31日(金) ボンジュール、アンジュール ◆朝、NHKの連続テレビ小説「まんてん」がはじまると、元ちとせさん によるオープニングソング「この街」に合わせて、はながいきなり歌い出 した。歌詞はあちこち間違っているけど、流れはほとんど正解。ほんとに 子供ってのはすごい。つくづく感心する。曲の合間に「はじめちとせさんだよね」と、僕らに言った。 ◆昨日いただいた『大好きだるまー』を日比谷線で読了。 ◆銀座のデザイン事務所、人形町の某企業で打ち合わせ。 ◆銀座コアの六階に入っている、くまざわ書店でガブリエル・バンサンの 『アンジュール ある犬の物語』を購入。前々から欲しい、と思いながら、 なんとなく買いそびれていた絵本。言葉に頼らない、まさに「絵本」である。鉛筆デッサンで描かれた犬に、キュンとさせられる。鉛筆の黒に濃淡 と紙の白だけの、色のない世界の果てしない広がりにハッとさせられる。 自戒の意味も込めて、世の中、色に頼りすぎているのではないかと思う。 ◆はなは保育園で、豆を入れる箱作りをし、ゴリラのパン屋さんごっこを したらしい。楽しそうだな。ところで、ゴリラのパン屋さんって何だ? 2月1日(土) 「アノ・ネ」はチェコ語で「はい・いいえ」 ◆昨日、仕事の移動中に広告で見て知ったが、文藝春秋の雑誌『TITLE』のメイン特集は、「建築もカフェもアートも面 白い! プラハを散歩する。」というもの。誌面でも取り上げられているようだが、プラハのキュビズム建築といえば、僕も学生時代、現地を訪れて見たことがある。まだ、チェコ共和国でなく、チェコスロヴァキア社会主義共和国だった時代。 ビールがどこよりもうまかった。 豚肉のシュニッツェルがおいしかった。 街を歩いていると、「チェンジ・マネー・プリーズ」と言いながら、 ドルを欲しがる若者が何人も近づいてきた。 空がどんより曇っていた。 どのパンも湿っているように思えた。 たいていどこの店に入っても、従業員はやる気がなかった。 紙の質は良くなかったが、それでも絵本が美しかった。 ラテルナマジカという演劇のようなダンスのような舞台が面白かった。 ビアレストランで、友人の川添がブルースハープをポケットから出して、 スメタナの「モルダウ」を吹くと、隣のテーブルの男性客が激怒した。 川口浩主演の邦画が、チェコ語吹き替えで放送されていた。 別のチャンネルでは、ミッキー・マウスはドイツ語をしゃべっていた。 コーヒーを飲もうとスタンドカフェに入ると、パンクスが何人もいた。 ガイドをしてくださったヴラスタ・チハーコーヴァーさんは、 バスの中で石原裕次郎の「ブランデーグラス」をかけてくれた。 あーっ、やけにいろいろ書いてしまった。 ◆プラハとまったく関係ないけど、とつぜん決意した。うちは狭いけど、 居心地のいいSOHOにしよう、と心に誓う。狭小でも仕事がしやすく、 育児もしやすい間取り、レイアウトがきっとあるはずだ。住まいであり、 オフィスであり、横で子供が遊んでいても仕事を進められる、そんなワ ークスペースとプレイスペースの融合。そんな空間を私はつくりたい。 |
第139回(2003年1月30日更新)
| 1月19日(日) KISSの“S”は雷みたいな形です ◆北沢タウンホールで保育園「父母の会」の役員会。就学お祝い会のプレゼントに何がいいか、みんなで話し合う。 ◆その後、TさんといっしょにIさんのお宅へおじゃまして、あるものを“プレゼント選びの参考に”見せていただく。Iさんの家のリビングルームのテレビの上にはKISSのフィギュアが飾ってあった。IさんがKISS好きとは知らなかったので驚いた。僕も高校時代、友人とバンドを組んでKISSの曲をコピーしていたことがある。その懐かしくも恥ずかしい過去の記憶がふっと甦り、ひそかに赤面 してしまった。 1月20日(月) 絵本をつくるのだ!と自分に言い聞かせる ◆朝、うちにある鉛筆削りに、ものすごい興味を示すはな。使い方を教えると、何度も何度もトライしていた。銀色の鉛筆削りで、裏側にW.-GER MANYという文字。あっ。今はない国名なんだなぁ、とあらためて思う。 ◆徒歩で三軒茶屋のTSUTAYAまで行き、DVD2枚を返却。 ◆キャロットタワーのくりっくカフェでタケちゃんとお茶。絵がむちゃくちゃうまいタケちゃんに、いっしょに絵本つくらへん? と提案。思いつきで口にしたけど、帰宅後、何としてでも実現させたい、という気になる。 ◆夕方、下北沢のカフェJr.でピートさんと打ち合わせ。 ◆はなは園庭で、大きな砂山とトンネルを作ったようだ。 1月21日(火) 絵を描くのは楽しくなくちゃ ◆朝、忙しいなか、絵の具で遊びたい、と娘が言いだす。しかたなく、百円ショップで買った固形絵の具セットで、チラシの裏やミスコピー用紙に、ふたり並んでペチャペチャ塗りっこ。まだまだ「絵を描く」と段階に達していなくて、たんに色を塗っているだけだが、それでも十分に楽しそうだ。 ◆広告賞に応募するため、一日じゅうバタバタといろいろやる。 1月22日(水) えっ、字、読めんの? ◆きょうもまた、広告賞に出す作品をつくる。 ◆保育園でのこと。砂遊びに集中していたと思ったはなが、いつのまにか、かなり離れた位 置にある三輪車のところへ。「三輪車遊びのにおいでもしたのでしょうかねえ」と先生が笑っておられた。 ◆保育園からの帰り、ディスカウントショップ「キシフォート」で、ジュースを買え買え、と娘がせがむので、ジュースと見せかけてミネラルウォーターを購入。家の戻ってから、その水の名をはなが発するのでびっくり。初めて買ったミネラルウォーターだし、僕も商品名を口にするこなく、買ったはずだ。その水とは、英国製の「ハイランド・スプリング」。はなははっきり「スプリング」と言ったが、まさか、店頭の手描き文字を読んだんじゃないだろうな。教えていないのに、ひょっとしてカナカナがわかるのかな。な〜んて、親バカというかバカ親は、これだから困りますよね。 1月23日(木) 百貨店と守備範囲 ◆保育園の知り合いからまわってきた、手紙形式でステッカーをまわしていくゲームに参加。本当かどうか定かではないけど、カナダのバンクーバーからスタートした「シール数珠つなぎ」ゲームだそうだ。 ◆妻が担当しているオレンジページに掲載される雑誌広告のコピーライティングを少し手伝う。いいことと言えるかどうかわからないけど、たいていどんな仕事が来ても、なんとか僕はこなせる自信がある(こなす、だけではダメだけど)。以前、百貨店の広告を何年か担当していた経験が活きているのかもしれない。言うまでもないが、百貨店は取り扱っている商品の幅が広い。ある意味では、世の中の縮図。百貨店のチラシやポスターを作る仕事を続けていると、まちがいなく守備範囲は広くなると思う。 ◆保育園で粘土遊びをしたはな。うんちらしきものを作り、「うんち!」と言うと、みんなが笑ったらしく、それに気をよくして何度も「うんち!」を連発してらしい。子どもはたいてい、その手のネタが好きなんですよね。 1月24日(金) How Many いい本? ◆ひさびさのスポーツクラブ。マシントレーニングをやったあと、ジム内で4km強走る。汗をかき、シャワーを浴びたあと体重63.25kg。 ◆アイデアに詰まり、刺激を受けに三省堂書店へ。本屋で三十分以上過ごしたのは、いつ以来だろう。ひとつの店に並んでいる本の種類・量 の多さに驚かされ、その圧倒的なボリュームに疲れさせらる。 ◆保育園で「歯磨き指導」の日。園内のホールでビデオを使い、歯磨きについて学んだという。「食べたら磨く」と、保育園でも教えてくれるのは、親としてはほんとにありがたいことだ。保育園の先生たちには、いくら感謝しても足りない。 1月25日(土) トッテナムかトットナムか、それが問題か? ◆戸田選手がサンダーランドと契約した、と思いきや、早くもトッテナム・ホットスパーに移籍、だという。やるよね、そういうこと、英米の人たちは。と、もうちょっとで、勝手に勘違いすることだった。サンダーランドに入ってから、トッテナムへレンタル移籍で出されたかと思ったら、そうではなくて、清水エスパルスからの期限付きレンタル移籍だった。サンダーランドは練習形式のテストに、戸田選手を参加させていたのだから、釈然としないどころか、憤懣やるかたないだろう。サンダーランド戦に出場したら、まちがいなく「削られる」だろう。でも、そんなことにめげず、きっと「削り返して」くれるだろう。 ◆細かいことだけどトットナムか、トッテナムか。トッテナムと表記するほうが、通 っぽく感じるのは、あのー、私だけでしょうか。 |
第138回(2003年1月22日更新)
| 1月12日(日) フリマに行くと物のない暮らしが羨ましくなる ◆六時起き。出田から電話があり、知り合いが明治公園のフリーマーケットに出店していんですけど、いっしょにのぞきに行きませんかと誘われ、うちも散歩に出たいと思っていたところなので快諾。思いのほか暖かく、お客さんも想像以上に多かった。 ◆一月とはいえ、陽気だったため、思った以上の人手。はなが犬のおもちゃを欲しがり、店の人に値を訊くと「あ、それ百円」と言われたので購入。いつだったか、副島クリニックへ予防接種に行ったとき、待合室で隣に座った男の子が持っていた玩具を、はなは覚えていたようだ。子どもの記憶力に感心。ねじを巻いて散歩させる、マクドナルドの犬のトーイ。 ◆帰り道、塔の家の前を通りがかり、建築設計家の出田に軽いレクチャーを受ける。敷地6坪強。1967年の竣工。究極の狭小住宅とはこういうことか、と改めて感じる。最低限必要なもの以外はすべて捨て、なおかつ、快適な生活をする。そんな、「禅」みたいな暮らし(深く考えているわけではないけど)。先立つものもないのに、できるだけコンパクトな狭小住宅を建ててみたい、と思ってしまった。我ながら単純やな。 ◆下北沢の駅で吉田さんに遭遇。これから原稿をもらいに行く、ということだった。編集者には日曜もないんですね。 1月13日(月) 私は寝坊して成人式を欠席した ◆成人の日。朝十時前に家を出て、茶沢通りを南下。三軒茶屋キャロットタワー内のTSUTAYAで『ハリー・ポッターと賢者の石』『トム&ジェリー1』のDVDを借り、地下の「そじ坊」で昼食。 ◆帰り、越後屋豆店でえび味のそら豆のお菓子、いろいろ入ったおかき、シュークリームヤさんでカスタードのシュークリームとエクレアを購入。三軒茶屋銀座で右折してしばらく行った左手のお店でキムチ、お菓子の太子堂でミックスナッツの缶 と、娘がおねだりするラムネをしぶしぶ買う。ユーミンのおすすめらしいジャムサンドも食べてみたかったが、袋にたくさん入っていたので、やめてみた。小袋タイプがあればいいのに。 ◆その後、緑道沿いのアメリカ製のすべり台やブランコが置いてある公園を発見し、寄って遊んでいると、母と男子の自転車コンビが登場。小学二、三年生くらいの男の子が「五反田、五反田」と言いながら、ブランコを漕いでいるので、何のことかと訊ねてみると、これから自転車で五反田をめざすのだという。緑道を南下すれば、目黒川に出て、そのまま川沿いに進むと五反田まで行けることが行けますよ、と教えてあげた。そして、「そやけど、五反田に行きたいんやったら、こんなとこでブランコしてる場合ちゃうで」と付け加えておいた。 ◆娘はすべり台でずっと遊んでいたそうだったが、「帰って昼寝するで」と無理やり、ベビーカーに乗せて公園を出る。国立小児病院跡地のそばを通 っているとき、妻が気になる看板を発見。なんと自称「三宿の住宅街にある、世界一小さい屋外美術館『路傍の石』」なる施設だった。建物の庭に彫刻が何点か置かれ、原則毎月展示替えするそうだ。来月に入ったら、また散歩がてら行ってみようと思った。 ◆夕方、山崎浩一さん・晶くん・山田真理さんと「魚民」へ。うちの妻は、体調がベストではないので欠席。そのため、はなと二人で行ったが、あっくんとひさしぶりに会ったためか、ものすごいハイテンションで大はしゃぎ。あっくんは遊びながらもたくさん食べていたのに、はなは枝豆のカリカリ揚げ以外はあまり口にしていなかった。家を出る前にハリーポッターのDVDを見ながら(といっても、娘がこわがってほとんど凝視していなかった)、豆菓子をけっこう食べていたからかな。僕は、生中を四杯も飲んでしまった。 1月14日(火) 飲んだら打ち合わせになりませんでした ◆トラブルアンドティーデザインの鈴木君が下北沢まで来てくれたので、カフェオーブンで打ち合わせ。その後、いっしょに北口のhachiへ。鈴木君と仕事の話をし、hachiの中村さん夫妻と育児について語り合った。 ◆きょうのはなはといえば、園庭でたっぷり砂遊びをしたという。 1月15日(水) 男が恥ずかしくなる病院 ◆保育園の役員募集チラシを作成。他の役員のみんなに書いてもらった感想をまとめる。 ◆夕方、中村クリニックでインフルエンザの予防接種二回目を受ける。前回は娘と行ったので、待合室で間が持ったが、きょうは僕だけだったのでなんといいますか、ちょっとつらかった。中村クリニックの患者さんはほとんど女性なので、男ひとりで入ると、なんとなく居づらいのであります。 ◆保育園では二階のテラスで遊び、コンビカー、三輪車に乗ったという。 1月16日(木) 男ふたりでケーキを食べました ◆ピーコック二階にある中国料理店で昼食。 ◆トラブルアンドティーの鈴木くんが下北沢に来てくれ、午後六時半ごろから、アルルカンで打ち合わせ。毎度足を運んでもらって申しわけない。レアチーズケーキがうまかった。九時前に店を出る。 ◆帰途、同じ保育園に通うKさんらに遭遇。茶沢通り沿いの「八分目」で食事をしてきたという。 ◆先生の話では、「こちらでお医者さんグッズをずらり用意してあげたところ、はなちゃんはやる気マンマン」。昼寝のあと、大はりきりで遊んでいたそうだ。 1月17日(金) 子供たちは車を押した ◆やることがいろいろあって、午前二時半起床。 ◆トラブルアンドティーの鈴木君にファクス。その後、電話で打ち合わせ。 ◆娘は、ひよこ組でテラスで、コンビカーの後ろに箱車というのを引っかけて遊んだそうだ。先生をその箱車に乗せたが、一分もたたないうちに「先生降りてー」「どうして?」「だって動かないんだもん」となり、先生が「そんなこと最初からわかっていたじゃないの(笑)」としぶしぶ降りると、はなは申しわけなさそうな表情をしていたという。 1月18日(土) 寝ているあいだに風邪はひきやすい ◆新代田のプールへ、二カ月ぶりくらいで行く。娘は相変わらず顔を水につけるのを嫌がっていたが、ヘルパー(上腕にはめる浮き具)を腕に通 して泳ぐことじたいはとても楽しそう。犬かきのように足をバチャバシャしながら、けっこう進むのだからおかしい。山崎さんちのあっくんは、顔からザブーンと水に入っても笑っているし、ものすごくニコニコ。顔じゅうがスマイル。プールサイドに特設されたすべり台からの滑降にも、果 敢に挑戦していた。はなは恐がっていたのに、頼もしいなぁ、あっくん。 ◆着替えたあと、あっくんや岡田かおちゃんらと、持参した弁当を食べ、向かいの児童館へ。畳の上にカーペットが敷かれたプレイスペースではながいきなり、おもらししてしまい、係の人にぞうきんを借り、さっと拭いてから謝り、ズボンの替えを持ってなかったし、大急ぎで帰宅したのでした。児童館の男性スタッフの人が、「(おもらしの)後始末はいいです。こちらで消毒します。風邪をひきますから、早く連れて帰ってあげてください」と優しく声をかけてくださったのは、ありがたかった。感謝。 ◆ベビーカーに座らせ、ダッシュで帰ったのに、はなは風邪をひいてしまいました。途中で寝ちゃったから、よけいに寒く感じたのかな。雪山や南極を舞台にしたコントで「寝るなー!眠ると死ぬ ぞー」と言いながら、隊員の頬をピンタしたりするのがあるけど、人間は寝てしまうと体の活動が落ち着くから、起きているときよりも寒さに弱くなってしまうかもしれない、なんてことをつい考えてしまった。 |
第137回(2003年1月14日更新)
| 1月5日(日) 大樹晩成 ◆北海道・広尾町滞在。家の横の空きスペースに積まれた雪は、すでに高さ三メートルを超えている。小山みたいだ。 ◆大樹町(たいき)の晩成温泉へ。大樹で晩成とはおもしろい。僕は湯質にまったく明るくないが、お湯が黄色いから硫黄かなと思った。とにかく気持ちのいい風呂に浸かって、昨日の雪かきの後遺症・筋肉痛が少し解消された。広尾町と大樹町は、同じ郡(広尾郡)に属する隣町なのに、時速七十キロほどで走って、三十分以上かかったんじゃないかな。その間、信号で止まったのはわずか一回。ほんとに北海道は広い。 ◆晩成温泉で入浴後、体重を計ったら65.1kg。年末年始はあまり動かず、もりもり食べ、ごくごくビールを飲んでいたから罰が当たった。油断すると必ず反映。体重と体脂肪率は正直だ。 ◆夜、テレビを見ていたら梅原猛さん作のスーパー狂言「ナマシマ」のCMをやっていた。ちらっと映っていた打者は、巨人のユニホームを着て背番号55の左打ちだった。『梅原の授業 仏教』でもふれられていたが、巨人の長嶋茂雄全監督をモデルにした新作狂言で、主力選手を海外のチームに引き抜かれた日本の名門球団ジャイガンツが、クローン技術により復活した七人のナマシマなどの活躍で優勝を狙う、というものらしい。出演は茂山一門、美術・衣装は横尾忠則さん。おもしろそうだな。 ◆妻の実家にあった1975年初版第一刷発行の『小学館学習百科事典』の「5 日本と世界の地理」のページを繰っていたら、「十勝平野 日本の代表的な畑作地帯」というページに、「一八八三(明治一六)年、北海道開たくの民間移住第一号となった、依田勉三(よだべんぞう)が晩成社(ばんせいしゃ)の一行二六人とこの土地に入植してきたときには、そのほとんどが、かしわやならの森林におおわれていました」とある。きょう湯に浸かった「晩成温泉」は、晩成社から名付けられたのではないか。晩成温泉の湯質をあとで調べたら、ナトリウム塩化物泉というらしい。 1月6日(月) 鮭プリッツ ◆東京へ戻る日が早くもやってきた。妻のお母さんにとかち帯広空港まで車で送ってもらい、土産コーナーを一応見てみたら、「鮭プリッツ」という商品が売られていた。そういった場所によく並んでいる、あの、ばかでかいプリッツだ。数年前に、某テレビ局の広報室を打ち合わせで訪れた際、局内のグラフィックデザイナーMさんから「名古屋限定 八丁味噌プリッツ」をいただいたことがある。そのときは、エッと意表をつかれながらも、食べてみたら意外においしかった。まあ、味噌なら、わからないでもない。しかし、「鮭プリッツ」はちょっとアヴァンギャルドすぎやしませんか。と正直、僕は怖じ気づいてしまった。別 々に食べたほうがおいしそうなものを、人はなぜ合体させてしまうのだろう。斬新とはいえるかもしれないけど、食べ物に新しさばかりを追求するのも、ちょっとなあ。 ◆北海道から戻ってきた。午後二時半ごろ、下北沢の南口商店街を歩いたけど、日影は東京も寒い。年末よりかなり気温が下がったように感じる。 1月7日(火) ふたりの根津甚八 ◆資料で借りた『この人物・この事件 よくわかる日本史』という本を見ていて、真田十勇士のひとりの根津甚八という人がいることを知った。日本史の授業でそこまで習ったのかな。まったく記憶にない。俳優の根津甚八さんは、そこから名をとったのだろうか。それとも本名なのかな。 ◆はなはひさしぶりの保育園。緑道の先のせせらぎ公園へ行く途中、道路に飛び出して危なかったらしいが、その後は小川の魚を見つけて指差し、「さかな、さかな」と走りまわっていたそうだ。 1月8日(水) はなよりキャンディ ◆午後、グラフィックデザイナーのジョン國末氏と同席し、神田の広告代理店で打ち合わせ。ジョンは風邪でまともにしゃべれず、つらそうだった。 ◆保育園では、新年のもちつき大会。いちばん大きい月組の子どもたちがつくのを見て、自動販売機にコインを入れてチケットをもらい、特設のひつじ茶屋でおもちを食べたらしい。おいしそうだし、楽しそうだな。僕も行きたかったくらいだ。 ◆夕方、はなを連れて北沢眼科へ。昨日の入浴後から娘の右眼が赤かったので診てもらったら、軽い結膜炎とのこと。でも、クラビット点眼液とフルメトロン0.1という2種類の目薬を出してもらう。診察後、処方箋をもらい薬局で目薬を受け取ったが、はなはカウンターに置いてあった飴を見つけ、取ってくれと、娘がせがむ。甘いものは歯に良くないし、あんまりあげたくないねんけどな、と思いながらも、オレンジ味のをひとついただいて、はなに手渡す。袋を開けてあげると、さっそく口に入れ、ニコニコしながら、なめていた。 1月9日(木) あなたの好きなラーメン屋は? ◆午前中、用があって千歳船橋へ。梅ヶ丘北口のラーメン屋へ。昨年末、テレビ東京のラーメン特集番組で、ランキング上位 に取り上げられていたので、一度行ってみようと思っていたお店。結論からいえば、そこそこおいしかったし、わるくはない。ただ、自分でも無意識のうちに期待しすぎていたのか、感激するほどではなかった。「下北沢の一龍のほうが好きだな」というのが、僕と妻の一致した意見。ラーメンの好みは人ぞれぞれ、奧が深い。万人が合格点を出す店なんて、どこにも存在しないだろう。 ◆きのうもだけど、保育園で目を気にする様子はないようだ。きょうは、「ゴリラのパンやさんごっこ」をしたらしい。ネコ、コブタ、ウサギ、ゴリラの中で「はなちゃんはブタさんにする!」と主張し、コブタのお面 を作って遊んだという。保育園は毎日、楽しそうやな。ところで「ゴリラのパンやさんごっこ」ってどういう遊びなんだ。 1月10日(金) 学食へ行こう ◆娘を保育園に預けたあと、井の頭線の浜田山へ。杉並区の交通公園の近くで用事をすませ、その後、高千穂大学の学食で、週替わりランチのとんこつラーメン&鮭ピラフというメニューを注文。学食はシダックスが運営しているようだ。最近、企業に委託しているケースも多いのかな。シダックスといえば、野村克也さんが社会人野球チームのゼネラルマネージャー兼監督をされているはずだ。まあ、そのことと学生食堂は何の関係もないだろうけど。 ◆昼食後、同大学で働いている知人に連絡をしてキャンパス内で会い、少し立ち話をした。 ◆きょうはポカポカ陽気だった。砂の冷たさも気にならず、ルンルン気分で泥をこねくりまわしていた、とのこと。 ◆保育園からの帰り、また北沢眼科へ。はなの目はかなり良くなっている。きょうは目薬も出なかったのに(一昨日にいただいたのがたっぷり残っているし)、隣の薬局に寄り、飴をもらってしまった。しかも、3つも。 1月11日(土) あいざわが近くにあればいいのに ◆水曜日から東京に遊びに来ていた親戚、M家の人たちと会う。午前十一時前にうちを出て、井の頭線と都バスを乗り継ぎ、西麻布へ。Mさんの勤務先の宿泊所へ入れてもらい、おしゃべりをしたり、東急東横店で買っていった、銀のぶどうの「秀(しゅう)くりーむ」を食べる。 ◆お昼は、西麻布交差点に近いビルの地下にある「めし処あいざわ」へ。釧路から来たM家のご主人は、定食のほっけ焼きが地元のよりおいしかった、と(お世辞も混ざっているかもしれないけど)大喜び。以前その辺りに勤めていたこともあって、あいざわへ案内した妻もホッとしていた。 ◆昼食後、広尾方面へ軽く散歩したあと、宿舎へ戻り、子どもたちを寝かしつけながら、ついつい昼寝。その間、両家の妻どうしとM家の娘さんが東急フードショーで買ってきてくれたお寿司やサラダなどをテーブルに並べ、起床後にみんな揃って食事。食べてばかりの西麻布。自分の勤務先でもない企業の建物で、親戚 たちといっしょにデパ地下の食品をつまむとは、予想外の展開。想像もしていなかっただけに、格別 の楽しさだった。 |
第136回(2003年1月9日更新)
| 12月29日(日) ハイテクと笑い ◆新宿へ出かける直前、「はなちゃん、はいていくソックス、持ってきてもらえますか」と妻が言った。「ハイテク・ソックス」に聞こえて、おかしかった。ハイテク・ソックスって、どういうのだろう? ◆新宿で買い物。GAPで僕のズボンとはなのスカートなどを購入。 ◆夜、M―1グランプリ2002という漫才のトーナメント番組をテレビで見る。前回は吉本興業の「中川家」が優勝、ハリガネロックが次点、アメリカザリガニが3位 だった。今回は松竹芸能所属の「ますだおかだ」が優勝。準優勝「フットボールアワー」、3位 「笑い飯(わらいめし)」だった。見ていない人は何を言っているのはよくわからないと思うが、笑い飯は、いちばん完成していなくて新鮮だった。きかんしゃトーマスのネタでは、ナンセンスギャグをどんどん畳みかけてきて、発作的に笑ってしまった。抑えきれなくなって、つい笑わせられてしまうとき、僕は幸せを感じるし、くーっ、してやられた、とうれしい気分になる。 12月30日(月) 気になる高校名 ◆全国高校サッカー選手権大会スタート。出場校一覧を見ていて、長野県代表の地球環境高校が気になった。ドカベンに出てきそうな学校名だな。 ◆下北沢にある「ふるさと」というお店でフリースタイルの忘年会。そんなに飲んでいないつもりだったけど、帰宅してから、かなり酔っているのが自分でもわかった。でもまあ、楽しい一夜だった。 12月31日(火) 三十一日、一二先生 ◆休日診療の当番医をインターネットで調べ、梅ヶ丘エリア(コジマ電機のわりと近く)の大西医院へ。玄関の扉を開けたとたん、ものすごい人数の患者さんがこっちを見たので、一瞬帰ろうかと思ったが、僕もはなも風邪ひきで来たわけだし、明日から北海道へ行くのだからその前に診てもらっておいたほうがいいよな、と思い直す。かなり待たされ、きつかった。結局、薬をもらうまでに要した時間は八十分。診察室にかかっていた、長距離ランナーの写 真。あの選手は、診てくださった大西一二(なんて読むなんだろう)先生のようだった。JALというロゴがついたゼッケンをつけていたが、ホノルルマラソンのときのものではなかろうか。 1月1日(水) みなさんも、あけましたか? ◆元旦。大晦日は夜九時くらいに寝て、年が変わってすぐに起きて仕事。コピーライティングの合間に見たNHK「爆笑オンエアバトル」の、あれは総集編なのかな、けっこう笑えた。名前は忘れてしまったけど、イッセー尾形さんのようにさまざな職業の人に扮して、ひとりで芸をする女性が印象に残った。あと、「いつもここから」の二人による「悲しいとき」ネタは、続けてみるとなるほどこういう感じだったのか、と、妙に感慨深かった。BGMのパッヘルベルのカノン、あれは合っているんだか、合ってないんだか、でもやっぱり合ってるのかなあ。 ◆午後二時半くらいに家を出て、京王井の頭線、JR山手線、京急線を乗り継いで羽田空港へ。途中、糀谷のホームの向こう側に「Jの輪」という店を発見。看板に「スナック Jの輪」と書いてあったと思う。奇妙な名前の店だった。お店へ入ると、タモリさんが「友達の輪っ」と言いながら、海援隊のJ・O・D・A・NのJのポーズをしていたりして。武田鉄矢さんがいた海援隊といっても、わからない若者も多いんだろうな。 ◆羽田空港を午後五時発の便で北海道へ。空港で食事をすませ、迎えに来てくれた弟さんの車で広尾町へ。空港で車まで歩く際、七十メートルほどなのに、鼻毛がパリパリに凍ってしまった。マイナス十度くらいだったかな。わずかの距離でもほんとに寒い、という痛く感じた。 ◆船田家の人々が僕の誕生日を祝ってくれて、うれしかった。 1月2日(木) お義母さんもいっしょ ◆お義母さんの運転で、帯広市内へ買い物に出る。藤丸百貨店の駐車場が満車だったので、付近をまわりながら駐車場を探しているとき、ラジオから「純喫茶 谷村新司」という言葉が聴こえてきた。民放ラジオの番組タイトルだろうけど、かなりインパクトのあるタイトルだなぁ、と笑ってしまった。年明けそうそう谷村新司っていうのも、濃くていいなぁ。 ◆帯広へ出る途中に寄って買った、忠類村・新井豆腐店の豆腐と黒豆は、ほんとにおいしかった。 1月3日(金) クタラギさんとフジオさん ◆米国の経済誌ビジネスウィーク誌が昨年のベスト経営者25人を発表し、日本からはトヨタ自動車の張富士夫さん、ソニー・コンピュータエンタテインメントの久多良木健さん、キヤノンの御手洗冨士夫さんの3社長が選ばれたという。チョウフジオさん、クタラギケンさん、ミタライフジオさん。みんな変わった名字だな。張さんは「富」士夫、御手洗さんは「冨」士夫。珍しい名字で、下がフジオというのが儲かる名前なのかもしれない(なんでやねん。偶然やっちゅうねん)。三人の名を足して、御久張富士夫(ミクチョウ・フジオ)というのはどうだろう。まあ、どうだろうっていっても、そういう名字に変えるのは難しいから、ペンネームとか芸名で付けるしかないか。 1月4日(土)「うまい」と「いい」と「おもしろい」と ◆広尾町で四日目を迎えた。昨夜からの雪で、一晩で五十センチほど積もっている。慣れない雪かきを手伝い、疲れきった。腰と首、上腕部が痛い。 ◆テレビで小学校三年生と渋谷のコギャルが、詩のボクシング対決をするという企画を放送していた。詩の内容は小学生三年生のほうが良く、渋谷ギャルを圧倒していた。ただ、小学生たちは一年生のころから授業のなかで詩を作っているらしく、経験・キャリアによる圧勝、という印象。小学生のほうが、十八歳の女の子たちよりボキャブラリーが豊富だいうのは、うーんと思ったけど、まあそんなもんかもしれない。小学三年生は、慣れすぎているような感じもした。小三にあまり難しいことをいうのも何だけど、子どもの詩がこなれすぎている気がして、僕は素直に感動できなかった。詩に限らず、表現というのはみんな同じと思うけど、「うまさ=良さ」ではけっしてない。計算したとしても、計算通 りにいかないのが、表現だと思う。むしろ、作者でさえ計算できなかった部分というか、計算・コントロールを超てしまった部分に、いちばんの魅力が現れるのではないか。 ◆夜、妻の母の妹の家。岩田おじちゃんの家へ行った。子供がたくさんいたせいか、はなは大喜び。ミニトランポリンと跳ねまわり、風呂にまで入れてもらっていた。しばらく遊んでいたはなは、帰るのをものすごくいやがっていた。前略、岩田おじちゃんちは広くて、羨ましくなる家です。 |
第135回(2002年12月30日更新)
| 12月22日(日) 蛍光灯に拝む女 ◆はなが蛍光灯のひもを引っ張って、灯りを消したあと、手を二回パンパ ンと叩くから何だろうと思ったら、神社の参拝を真似ているのだった。こ のあいだ、保育園の先生と散歩で神社へ行ってきたみたいだけど、よく仕 草を覚えているものだな。そやけど、クリスマスプレゼントを神道の神様 にお願いしたらあかんで、はな! 12月23日(月) こんばんは、太田学です ◆天皇誕生日。梅ケ丘へケーキを注文しに行く途中、八幡神社へ寄った。 お賽銭を投げ入れ、並んでお祈りしたあと、はなに「何お願いしたん?」 と訊くと、「えーと、サンタさんが来るように」だって。 ◆はなと僕が外で待っている間に、駅前のケーキ屋を妻に見てもらったが、 決め手に欠けたため、結局「ジーゲスクランツ」へ。正月の帰省にあわせ、 抹茶ケーキを北海道へ送ることにした。 ◆梅ヶ丘からの帰り、梅ケ丘通り沿いに「エー、エイチ、ワイ」という会 社が見つけた。社名が入った表札のようなものに、「エー・エイチ・ワイ」 でなく、エー、エイチ、ワイ」と表記してあるがやけに気になった。 ◆スーパーマーケット「信濃屋」のすぐそばに、太田光学レンズ製作所と いうところがある。そこの看板を見ると、いつも爆笑問題の太田光さんを 思い出してしまう。太田さんが兄弟で漫才をしていて、「こんばんは、太田光です」「こんばんは、太田学です」と切り出す場面 。太田光さんは一 人っ子のような気がするけど。 ◆夜、珍しく「SMAP×SMAP」を見てみた。エンディングの企画で 坂本龍一さんがピアノを弾き、SMAPが歌うシーンがあった。曲は「メリークリスマス・ミスターローレンス」のボーカル入りバージョンと「夜 空ノムコウ」。「メリークリスマス・ミスターローレンス」は、たしかデ ヴィッド・シルヴィアンが唄っていたのではなかったか。彼の歌は難しい。 でないと歌えないか。キーが低いうえ、SMAPのメンバーは英語の発音 がたどたどしく、音程もあやしい。うまくいくわけがない。ただ、それで も感心したのは、堂々とした歌いっぷり。歌は正直いってうまいとは言い 難いものだったが、メンバーの立ち方が自信に満ちていた(少なくとも僕 の目にはそう映った)。SMAP、おそるべし。 12月24日(火) サンディニスタ!は古びない ◆朝、新聞でジョー・ストラマーさんが亡くなったことを知った。ザ・クラッシュのアルバムでは僕は「サンディニスタ!」がいちばん好きだが、 映像として記憶に残っているのは雨の中でバンドが演奏しながら、ジョー ・ストラマーが歌う「ロンドン・コーリング」だ。彼の発音は、ミック・ ジャガーとは違った意味でどこかおかしい気がして、耳の奥に飛びこんで くる。酔っぱらって歌っているような、滑舌のわるい発声。でも、魅力 的な歌声だった。「うまい」と「魅力的」は、重ならない場合が多い。もちろん、「下手なほうが良い」とは思わないけど。 ◆「サンディニスタ!」はFM大阪のビート・オン・プラザという番組で エアチェックした。3枚組LPを三日にわたり、九割方の曲目を流してく れ、お金のない中学生だった僕にはありがたかった。いくら感謝しても足 りない、愛すべき番組はいつのまにか終了。アルバムの全曲をほとんどカ ットなしで放送してしまうため、レコード会社から「売れなくなるから困 る」と圧力がかかって放送が打ち切られた、というのが僕の周囲でのもっ ぱらの噂だった。リスナーにはまちがいなく愛されていたと思うけどね。 クラッシュのミュージッククリップでは、「ロック・ザ・カスバ」に出て くるアルマジロもなぜだか忘れられない。ジョー・ストラマー氏のご冥福 をお祈りします。僕は当時も今もずっと、「サンディニスタ!」はむちゃ くちゃ好きなLPです。パンクを通過して、レゲエ、ダブ、R&B、ジャ ズ、ファンク、ロカビリー、ヒップホップなどがごった煮になり、次の曲 調が読めないワクワクさせる音を作り上げ、実験性とエンターテインメン ト性が両立したアルバムはめったに生まれるもんじゃない。「サンディニ スタ!」のサウンドは、ギターのミック・ジョーンズが後に結成するビッ グ・オーディオ・ダイナマイトにつながっていったのだろう。と書くと、 「サンディニスタ!」は結局ミック・ジョーンズだと言いたいのか、と受 け取られるかもしれないが、そうではない。ジョー・ストラマーの音楽的 嗜好や、いい意味でのいい加減を残した、ちょっと黒っぽくて、ときに投 げやりにも聴こえるボーカルやリズムギターがなければ、あんなにすごい アルバムは絶対に仕上がらない。もちろん、ベースのポール・シムノンが いなくも、ドラムのトッパー・ヒードンが欠けていても、あの3枚組36 曲入りの傑作は誕生しなかったにちがいない。 ◆朝、はなを送っていった。「いい子にしてると、サンタさんが来てくれ るかもしれない」などと口にしている保護者・先生を何人も見かけた。み んな同じセリフを子どもに対して使ってるんだなあ。日本ではクリスマス はほとんど宗教的な意味がなくて、プレゼントの日になってしまっている。 どんどん買え買えー、というクリスマス。広告関係の仕事をしている僕に、 こんなことを言う資格はないかもしれないけど、みんなが同じ日に同じよ うなプレゼントを贈る、というのは変な習わしだ。神の子どもたちでなく ともみな踊る、というわけか(村上春樹さん、著作のタイトルをもじらせ ていただいてすいません)。村上さんを茶化すつもりは一切ありません。 『神の子どもたちはみな踊る』に収められている「蜂蜜パイ」は、僕のも っとも好きな小説のひとつであります。 ◆保育園からの帰り、親子でインフルエンザの予防接種を受ける。はなは かなり泣いた。僕はもちろん泣きはしないが、思ったよりは痛かった。 ◆なんだかんだ言いつつ、妻と相談し、はながこのところ欲しがっていた おもちゃの聴診器を入手し、「シェ、リュイ」のカラクと名付けられたチ ョコレートケーキでイブの夜を楽しんだ。また細かい話だけど「シェ・リ ュイ」でなくて「シェ、リュイ」みたいなんですよね。 12月25日(水) 俺かてファイヤ・エンジン、乗りたいわ ◆朝起きると、注射のあとがまだ痛い。 ◆夕方、とつぜん糊を作りたくなった。どうするんだったかな。インター ネットで探すが、紹介されているのは洗濯糊の作り方ばかりだった。 ◆はなは保育園の先生たちと散歩に行き、その途中、消防署のお兄さんに 消防車へ乗せてもらったという。それは貴重な経験やがな。ええなー。 12月26日(木) 青々としたあごはラテンにつながる ◆朝、はながおもしろいこと言った。「『おしごと』と『おしっこ』、い っしょだね」だって。たしかに音は似ている。僕や妻が「お仕事」という 言葉を頻繁に口にしているから、そんなボキャブラリーを身につけてしま うのだろう。いかんいかん。三歳のうちから、別 に知らなくてもいい言葉 なんだけど。仕方ない。良くも悪くも、この親にして、この子ありだな。 ◆夜、一段落して遅い時間に食事をとっていたら、はなが起き出したきた ので、いっしょにテレビを見た。NHK―BSの番組に映っていた、シア トル・マリナーズ長谷川滋利投手を指差し、はなは「レナボンのパパ」と 言った。レナボンのパパことアンドレスさんもたしかに髭は濃いけど、間違うなっちゅうねん(笑)。ちなみにアンドレスさんは、コロンビア出身 の両親を持つアメリカ人。ラテン系の血が流れる、ノリのいい男性だ。 ◆京都・四条烏丸の信用金庫で人質立てこもり事件。犯行予告ビデオを事 前に自ら撮影しているとは珍しい犯人だ。寝る直前に日本テレビへ放送していた、そのビデオ映像の生々しさについ目を奪われてしまった。映画で もなかなかあそこまでの緊張感は出ない。事実は、作り物より強い(犯行 予告ビデオだって、犯人があらかじめ用意した作り物だけど)。 ◆ほとんどのエネルギーを、某メーカーのプリンタを紹介するカタログの ためのコピー制作に費やした一日だった。 ◆保育園との連絡ノートによると、きょうのはなは寝不足のためか機嫌が あまり良くなく、ちょっとしたことで友達とトラブルを起こしていたとい う。あかんがな。きょうも遅くまでお父ちゃんと起きてるから、このぶん では明日も寝不足やんか。 12月27日(金) 神楽坂をもっと知りたくなってきた ◆ひさびさのスポーツクラブ。しかも、年内の最終営業日。一カ月ぶりく らいで顔を合わせたジョンさんとたくさんおしゃべりをしてしまい、あま り汗をかけなかった。ジョンさん、トレーニングの邪魔して、ソーリーで す。ジョンさんはこないだ大阪でふぐを「四びき」食べたと言っていた。 ◆KONISHIKIが歌う「Happy Weekend」のCDを先生が流すと、はなは あいかわわず、例の腰つきでダンスを披露していたそうだ。いったい誰の 影響なんだろう。フラダンスのような、あの腰つき。 ◆夜、付き合いのあるデザイン事務所の忘年会へ出席するため、神楽坂へ。 京都の祇園に本店を持つ「桃仙郷」というお店で鴨鍋やお刺身などを食べ、 ビールをたらふく飲んだ。大いに笑い、おいしく楽しい夜だった。 12月28日(土) 保育納め ◆仕事が片付かず、はなを保育園へ連れて行く。保育園の年内最終日にあ たる本日は、思ったより子どもたちの数が多かった。とはいえ、同じうさぎ組の女の子がいないため、はなはちょっと寂しそうだった。ごめんな。 ◆夕方、出田がひよっこり遊びに来てくれた。いっしょにごはん食べる? と誘ったが、年賀状を書かなきゃいけないので、と言い、少しいただけで 帰っていった。 ◆はなを迎えに行ったあと、家族で「源八」へ。入店したのはいつ以来だ ろう。しばらくぶりに味わった焼き鳥、うまかった。次に行くなら、ひさしぶりに「和楽互尊(わらくごそん)」の豚バタ串焼きを食べてみたい。 |
第134回(2002年12月24日更新)
| 12月15日(日) 大きなすべり台 ◆京都駅の地下のそば屋で昼食をとり、京都から新幹線に乗り、東京駅へ。米原を出てしばらくだったかな、左側を見ると、銀色に光る巨大な物体に目に飛び込んできた。バームクーヘンを八つに切って、その一つを取り出したような、ゆるやかな扇形のフォルム。SANYO SOLAR ARK(サンヨーソーラーアーク)という文字が見てとれた。あとで調べたら、全長315メートル、太陽電池パネルが5,046枚も並ぶ、巨大な太陽熱発電施設であることがわかった。今年の春にできた建築物だという。 ◆昨日とは違う、富士山の美しさにまたもや圧倒された。ノックアウトだ。建築家のつくる建造物にも素晴らしいものはたくさんあるけど、自然がつくった美には、なかなか勝てませんよね。まあ、勝ち負けじゃないんだけど。娘は裾広がりな富士山を見て「おっきいすべり台!」と叫んでいた。 ◆一泊二日の慌ただしい帰省。大阪で親族に会えたのと、京都で河合隼雄さんの講演会に出席できたのが収穫だった。 12月16日(月) 風邪とアニメ ◆普段どおり、保育園へ。娘は駅近くの歩道橋へみんなと行って、戯れてきたそうだ。強行日程で関西旅行をしてきたせいか、娘の風邪はなかなか治らない。 ◆一日中、アニメ雑誌に掲載される、音響メーカー関係の広告コピーを考えていた。 12月17日(火) 10CCと朝〜昼〜夜 ◆10CCの「都市探検(WINDOWS IN THE JUNGLE)」というアルバムを聴いた。1曲目「24 hours.」のエンディングに近いあたり、ゴダイゴの音を思い出してしまった。その曲の邦題は「朝〜昼〜夜」というんだけど、なんといいますか、その訳し方はちょっと乱暴すぎませんか、という気がした。 ◆昼から寸暇を縫って、梅丘へ。保育園を早退させた娘をベビーカーに乗せ、区の施設で、三歳児健診を受けてきた。男親は僕のほかにはひとりお見かけしただけ。女親はといえば、D&G(ドルチェ&ガッバーナ)のTシャツを着ているなど、小ぎれいな恰好をしている人が多く、「保育園派」というよりは「幼稚園派」の雰囲気。わけのわからんメーカーの、しかも古着のジャージを着ていた俺は、さぞかし浮いてたんだろうなぁ。まあ、そんなことはいいんだけど。知り合いは誰もおらんなぁと思ったら、山田真理さんと晶くんが途中で登場。その時のはなのうれしそうな顔といったら。読んでいた元永定正さんの絵本を、「あっくん、どうぞー」って、すぐに渡しにいってたもんなぁ。私立幼稚園的な空気がムンムンと広がるなか、いちばんホッとしたのは、他ならぬ 私でありました。 ◆午後六時半から、恵比寿で雑誌広告の打ち合わせ。戻りがけ、駅ビルのアトレに入っている有隣堂で、来年の手帳と水性マーカーのプロッキーを購入して帰宅。クライアントとのミーティングで全コピーが確定し、ひと安心。はなが寝ずに、僕を待っていてくれていたのもうれしかった。 12月18日(水) アリババと40人の団地妻 ◆朝食の前、伊勢丹の折り込みチラシを見ていたら、はなが横から「おじいちゃんのうちにあったよね」と言うから、なんのことかと思ったら、ゴルフバーゲンのコーナーに載っていたクラブの写 真を指しているようだった。北海道のおじいちゃん(妻の父)は大のゴルフ好きで、11月に行ったとき、パターの練習キットを僕が借り、居間で少し遊ばせてもらったのだが、娘はそれを覚えていたようだ。子どもの記憶力は、なめちゃいかん。 ◆午前中、ヨシエ歯科へ行って治療を終えて戻ると、タケちゃんから電話があったとのこと。すぐ下北沢に来ていたタケちゃんのケータイに連絡を入れ、FUFUでランチ。まぐろアボガド丼を食べ、ひさしぶりに雑談。 ◆とつぜん思い出したけ。先週、保育園の先生方が子どもたち相手に、お芝居をしてくれた「アリババと40人の盗賊」。その話を聞いたあと、うちで「アリババと40人」というキーワードでヤフーの検索をしたら、先頭に現れたのは、なんと「アリババと40人の団地妻」という文字。アダルトビデオかポルノ映画のタイトルだろうと思ったら、そうではなくて、どなたかの個人サイトの名称のようだった。つい変な期待をしつつクリックしてしまった自分がバカバカしくなった。あー、アホくさ(あっこれ、その個人サイトを開設している人に対する文句でなく、自分のバカさかげんに呆れている、という意味の「アホくさ」ですから)。 ◆南口商店街のコンビニエンスストアで、JCB LINDAというパンフレットが目にとまった。「みんな、LINDAになればいい。」だったかな。そのキャッチコピーの意味はすぐにわからなかったけど、なんだか、胸の奥をくすぐられた。 12月19日(木) ふたりだとグズリマン ◆朝、はなを保育園へ送ったその足で、夫婦そろって乃木坂の病院へ。 ◆めずらしく僕と妻ふたりで、娘を送りに行ってしまったからか、きょうのはなはずっと「グズり気味のグズリマン(先生のコメントより)」だったそうだ。ふたりで送ってしまうと、家から保育園への気持ちの切り換えがむずかしくなるのかもしれない。ふたりで送ろうと思っても、朝はとくに忙しくてなかなかそうもいかないけど、それはともかく、今後は気をつけなくては。 12月20日(金) サムネイラーはいかがですか ◆妻が先週から取りかかっている、クレジットカードのパンフレットのサムネイル(ここにコピーを入れて、こういうレイアウトにしてください、とざっくりした内容を伝えるラフスケッチみたいなもの)を描く一日だった。僕は絵を描くのは嫌いではない。たまにサムネイルを描くと楽しくなって、つい必要以上に丁寧になり、かなりの時間を費やしてしまう。困ったもんだ。いっそのこと、サムネイル描きのサムネイラーになりたいくらいだ。といっても、そういう名の専門職は聞いたことがない。 ◆うさぎ組の塚野先生が、1月から隣のひよこ組に移ることになった。はなに説明すると、よくわからないながら「いやだな〜」と答えていた。 ◆夕食後、妻がデザートに切ってくれたキウイ。その名前を思い出せないくせに、はなは僕のぶんまで食べてしまった。そして、全部たいらげたあと「からい」と言いだした。キウイは甘味だけでなく、酸味もけっこうあるから食べすぎると、子どもの舌はヒリヒリしてしまうのかもしれない。 12月21日(土) 大地康雄さんからのメール ◆明け方、寝ぼけたままのはなに蹴り飛ばされた妻が「いてっ」と呻いていた。起きてから僕が「はなちゃん、お母ちゃん蹴ってたやろ? こわい夢でも見てたん?」と訊くと、娘の答えは「かわいい夢」。「かわいい夢って、どんなんやったの?」と問うと、「わかんない」だって。おいっ、どういうことやねん、それ。どんな夢やってん。 ◆午前中、「大地です。ご注文ありがとうございました。」というメールが届いた。うちはときどき食品などを「大地を守る会」というところから宅配してもらっているんだけど、そこにインターネットで注文すると、上記のサブジェクトのメールが返事として戻ってくるようになっている。それを見ると、いつも俳優の大地康雄さんを思い浮かべてしまうんです。で、僕が思い出すのは、なぜか、つねに映画『バカヤロー!』のタクシ運転手(だったと思う)なんです。大地康雄さんって、いい役者さんですよね。 ◆夜、娘がピクレットの人形に使われている色=グリーンを見て、トイレットペーパーと同じ色だよね、おとうちゃんのハンカチと同じだよね、などと急に言いだした。はなのなかでは「この色とこの色、つながったよ」という感じなんだろう。子どもって、ほんとにおもしろい生き物です。 |
第133回 (2002年12月17日更新)
| 12月8日(日)「年を忘れる会」か「歳を忘れる会」か ◆午前中、北沢タウンホールにて役員会。夕方から保育園父母の会役員の忘年会。全員とはいかないが大勢集まってくださり、楽しい会となった。 ◆忘年会からの帰り、ものすごい寒さ。明日は雪らしい。 12月9日(月) スノー・トーキョー ◆午前四時起きで、仕事。やっぱり雪だ。十二月の東京としては、「大雪」の部類に入ると思う。 ◆はなを登園させてから、妻といっしょに学芸大学駅へ。ピート小林さんへ、メールソフト「ユードラ」の使い方をわかる範囲で伝授。ピートさんは、AOLとプロバイダー契約されているが、ケーブルへ全面 的に移行しようと思われているようだ。 ◆午後、急におなかの調子がわるくなり、代沢診療所へ行き、注射を打ってもらった。待合室にある『課長 島耕作』のマンガ本が、いつ行っても15巻しかないのは気になる。 ◆保育園でボール遊びをしたうさぎ組。はなはひたすらボールを運んでは、元の場所に戻すのを繰り返していたという。縁の下の力持ちとしてゲームを支えていたようだ。 12月10日(火) してはいけないこと寸劇 ◆体調が良くないので、遅めに起きた。 ◆朝から妻は打ち合わせで外出。 ◆保育園に娘を連れていったら、大野先生が「相模大野で分割案内板Aより前寄りの車輌と、後寄りの車輌を切り離し……」などと、小田急電鉄駅員のアナウンスのまねをしていたのが、おかしかった。昔、太平サブロー・シローさんのネタで、関西の電鉄会社ごとのアナウンスの違いを模倣するというのがあり、それを思い出した。シローのものまねの上手さに舌を巻き、大笑いした。芸達者なあのコンビが順調に続いていれば、もしかしたら、やすきよクラスの存在になったかもしれない。 ◆夕方、某テレビ局の正月番組の広告アイデアとコピー案をデザイン事務所にファクス。すんなり進んでくれることを祈る。 ◆保育園で、はながなかなか昼寝をしないらしい。昼寝の際のルールなど、「してはいけないこと寸劇」を小山先生&大野先生がやり、わが娘にも効果 てきめんだったそうだ。先生方、ごくろうさまです。 12月11日(水) 領収証とは夢がない ◆コピーライターの大御所であるAさんといっしょにフリースタイルへ贈るギフトを考える、という夢を見た。贈り物なのに、領収証の宛名は「フリースタイル」となっていて、「なにだったら経費で落ちますかねえ」と、Aさんと話し合っている妙な内容。てんてこりんで、せこい夢。 ◆朝、妻が大蔵の国立成育医療センターへ、はなの塗り薬をもらいに行ってくれた。 ◆下北沢北口の三省堂書店でいろんな雑誌を見る。旅行代理店でチケットを購入。 ◆保育園のカムカムクリスマスパーティ。先生方のハンドベルを楽しみ、いちばん大きい月組のお兄さん・お姉さんがつくってくれたケーキを食べたそうだ。 12月12日(木) オフィス捜索、ではダメなのか ◆バタバタとお菓子のネーミング案をアップしてファクス。 ◆午後、恵比寿のデザイン事務所で雑誌広告の打ち合わせ。 ◆K1本社が脱税容疑で家宅捜索を受けているらしい。家じゃないのに、「家宅捜索」って変だよな。べつの言い方ってないのかねえ。 ◆はなは先生や友達と北沢八幡宮へ行き、サンタがプレゼントをくれますように、とお願いしてきたらしい。神社でクリスマス・プレゼントとは、宗教ミックスだな。 ◆きょうはうれしいことがひとつあった。中身はまだ内緒。 12月13日(金) ごまみそ ◆雑誌「ニューヨーカー」のサイトを見ていたら、teenVOGUEが47日後に発行されることを知った。VOGUEのような有名誌でさえ、ティーン版を発行するのか。売れてしまいそうでイヤだな。 ◆ヤフー!ジャパンの年間検索キーワード総合1位は「2ちゃんねる」だという。それって、どうなんだ。僕も見たことはあるけど、あのサイトはあまり好きじゃない。インターネット上には悪意が渦巻いている。 ◆保育園で「バルーン広場」という催し。これは月一回開かれている、園に通 わない子どもたちでも参加できるイベント。一昨日のカムカムパーティのなかで先生方が披露してくださった「アリババと40人の盗賊」の続編に、やはり先生たちが挑戦されたという。つまり、他では見られないオリジナルバージョン。続編での合い言葉は「開けごま」でなく、「開け味噌」だったという。はなは「スカート、はいてこなかったよー」と叫び、「きょうはおしゃれして来なくてもいいのよ」と、先生になだめられていた。女の子はみんな、とまではいわないけど、たいていスカートが好きなんだよな。 12月14日(土) 京都・大阪バタバタ紀行 ◆所用で京都・北白川へ。その後、大阪・高槻市の実家へ。 ◆慌ただしくて京都も大阪もゆっくり見られなかった。新幹線から見た、富士山の圧倒的な美しさと、京都で出町柳から乗った叡山電鉄のゆったした雰囲気が印象に残った。ワンマン電車って、ローカルでいいなぁ。 |
第132回(2002年12月9日更新)
| 12月1日(日) クサい飯 ◆Yahoo!トピックスで知ったが、渋谷のパルコ・パート1のカフェで、刑務所で実際に出される食事をランチメニューに加えたという。崔洋一監督の新作『刑務所の中』という映画の公開を記念した企画とのこと。記事には「刑務所のメシはクサいどころか、低カロリーのヘルシーメニューでもあるようだ」と書かれている。刑務所のメシは食べたことないけど、高三のときに大阪・門真の運転免許試験場で食ったハヤシライス、あれはまずかった。こういうのをクサい飯というのかなと当時、思ったものだ。 ◆競馬G1。阪神ジュベナイルフィリーズはソルティビッド(馬番1)、ユキノスイトピー(6)、ホワイトカーニバル(18)の組み合わせでいろいろ購入。結果 はソルティビッド(11着)、ユキノスイトピー(6着)、ホワイトカーニバル(9着)という惨敗。1着は一番人気のピースオブワールドだった。Peace of World(世界の平和)なんて、まるで、日本人が考えた、メッセージ・ソングのタイトルみたいだ。 ◆はなは、妻といっしょにクリスマスリースづくりにいそしむ。近所で葉っぱを拾い、それをリースにぺたぺたと貼りつけ、楽しそうだ。 12月2日(月) やっぱりこの人 ◆午前三時起き。英文と悪戦苦闘。しかし、英語の勉強は楽しいな。 ◆タケちゃんから「ジェット機をつくっているアーティストを知らんかな?」という電話が入る。その場でインターネットで調べて「中村哲也さんちゃうかな」と返答。 ◆昼ごろコピー案をピートさんにファクスし、用事を済ませに自転車で三軒茶屋へ。途中、「やっぱりこの人、おちみちお」というポスターが気になった。本当にそうなのだろうか。どうなんでしょう。それはともかく、おちみちおさんって、上から読んでも下から読んでも「おちみちお」さんだったんですね。 ◆妻は、歯科矯正の新たな段階へ突入したため、とにかく噛みにくそう。というより、痛くてほとんどのものが咀嚼できない。 ◆夜、コピーライターのOさんが下北沢まで来てくださって、ドトールコーヒーで打ち合わせ。家を出るとき、娘が後追いするので、妻におんぶで駅前まで連れてきてもらい、Oさんにあいさつだけして、先に帰ってもらった。急にはなが登場したので、Oさんはかなり驚いていた。 12月3日(火) ルイス・フィーゴの笑顔 ◆娘を保育園へ送りとどけたあと、門の前で、他の保護者の方から声をかけられた。顔は何度もお見かけしているが、話すのは初めての女性。もちろん、同じ保育園にお子さんを預けている方だ。帰宅後、僕がお渡しした名刺に印刷されたアドレスにメールをいただき、平松昭子さんというイラストレーターであることが判明。うちの本棚にあった、玄光社の『イラストレーションファイル』にも載っている人だ。 ◆午後、自転車で西新宿まで行き、仕事の資料をかき集めてきた。帰り、何軒かの書店をのぞき、笹塚の図書館へ立ち寄る。下北沢まで戻り、一番街商店街を通 って家路を急いでいると、脇道から紺色のスーパーカブがとつぜん現れ、ぎょっとした。そのスクーターの前輪カバーの上にゴジラのフィギュアがくっついていたのだ。運転者は、あがた森魚さんに似た男性だった。 ◆夜、トヨタカップをテレビ観戦。夫婦ともテレビに夢中だったので、はなはつまらなさそう。兄にもらった子どもカラオケ・グッズやさまざまなおもちゃを取り出しては、親の邪魔をしようと必死。はなちゃん、ごめんやけど、見てもええかな。結局、スペインの名門レアル・マドリーが、パラグアイのオリンピアに2ー0で快勝。試合後のフィーゴの嬉々とした姿に笑った。ほんま、うれしいんやろなぁ。 12月4日(水) 母が本を出したのかと思った ◆朝、はなを送りとどけたあと図書館へ。資料の本を何冊か借りる。帰り際、検索マシンで「おおくら」という著者を調べてみたら、母親と同姓同名の著者がいることがわかった。どんな本を書かれた方だろうと気になり、資料をプリントアウトしてみた。『蟻の歩みよりも遅くして―「自閉症」の子を持つ親のたたかいと教師の記録』というタイトルだった。中身が少し気になったが、借りるのはまたにすることにした。 ◆はなは、昨夜も息がヒューヒューいってた。気管支炎だろう。咳、くしゃみ、鼻水もけっこう出てきて、本格的に風邪だ。明日は木曜日。病院は木曜休診のところが多いから、どこへ連れて行こうかなぁ。弱った。夜、小山先生にお聞きした通 り、腹巻きをつけてあげると、かなり気に入った様子。保育園へもつけていく、と言いだす始末。 ◆某企業のパッケージ部に勤める男性、Hさんから電話があり、明日の午前中に打ち合わせをすることになった。「できるだけ早く会いたいんです」と言われましても、照れますがな。だいたい僕ら男同士やし。 12月5日(木) 夢でよかった ◆スーパーマーケットのレジを打っている夢を見た。従業員控え室からタクシー運転手の恰好をしたSさんが現れて仰天。Sさんは以前、僕が勤めていた会社のアートディレクターである。数年ぶりに再会したと思ったら、おたがいに職が変わっているとは。妙な夢だった。 ◆朝八時に近所の代沢診療所へ診察カードを出し、九時にはなを連れていって診てもらう。予想通 り、気管支炎とのこと。薬をもらい、その後すぐ保育園に登園させてから、小田急とJRを乗り継ぎ、市ヶ谷へ。 ◆市ヶ谷の某企業を訪れ、Hさんと打ち合わせ。関ヶ原出身のぶっとんでいる(Hさん談)デザイナー、クボタさんをご紹介いただいた。 ◆急きょ、あるカタログのコピーを仕上げなければならなくなり、ちょっとあたふたする。はなは風邪気味だし、仕事も詰まっているから、土曜のプールは休んだほうがいいのかも。 12月6日(金) いざ鎌倉へ ◆通りかかった廃品回収業の車を呼び止め、古いコピー機を持っていってもらうことにした。業者のおじさん名は、ナカタさん。『海辺のカフカ』の主要な登場人物と同名だ。部屋がスッキリ、とまではいかないが、少しはマシになった。物が多すぎるのは、いろんな意味でよくない。 ◆昼、フリースタイルの吉田保さんとごはん。北口の「鎌倉」へ。その後、「壁」という喫茶店で、上品で美味なコーヒーを飲みながら歓談。吉田さんはもうすぐ出る松本大洋さん著『花』の予約注文が好調だからか、いつも以上に饒舌だった。元気な人と話すと、こちらも元気が沸いてくる。 ◆夕方、保育園へ夫婦揃って迎えに行ったためか、はなはすこぶる上機嫌。 ◆保育園との連絡ノートに、「お昼の雪ダルマカレーもよく食べました」とある。どういうカレーなんだろう。娘を迎えにいったとき、先生の部屋の角に置かれている給食サンプルをちゃんと見てくればよかった。 12月7日(土) お菓子の名前を調べています ◆朝から雨。ものすごく寒い。 ◆業務が詰まっているので、娘のスイミングスクールをお休みさせて、保育園へ連れて行く。はながけっこう咳をしているので、たとえ仕事が暇でもプールは止めておいたと思うけど。 ◆保育園へ娘を送る途中、撮影をしている人たちに出くわした。娘を抱っこしながら、「ロケかな?」と言うと、はなが「なに?」と返事。「ロケハン」と僕が発すると、「ロケはな」と答える。「ちゃうがな。ロケハン言うたのに」と僕が切り返す。すると娘は「ロケはなちゃん、ロケおとうちゃん、ロケおかあちゃん」などと脱線しながら、ニヤニヤしている。なんなんや、それ。最近、「ずいぶん前」という言葉も学習したみたいだし、新しいワードを耳にした際、それに対する反応が敏感になってきた。 ◆妻はネーミング作業のため、市場調査へ出かけた。 ◆夕方、妻とともに西口の「庄や」へ。明日の忘年会の料理を何品か注文。店を出てその足で、エグザス前の踏切を渡って、保育園へお迎えに。 |
第131回 (2002年12月9日更新)
| 11月24日(日) 忙しい日曜日 ◆スイミングスクールを出たあと、新代田駅の前でジョン・シーボルトさんに会う。しばらくジムへ行けていなかったので、本当に久しぶり。前夜メールをいただいていたので、家に戻ってから電話しようと思っていたところだった。グッドタイミング。 ◆夜、山下さんの結婚パーティ。原宿のメキシカンレストラン「フォンダデラマデゥルガダ」へ。 ◆妻と娘は、永福町の山本家へ。はなは、山本家の部屋中を物色していろいろ引っ張り出しては、大騒ぎしてきたらしい。山本さんとこへ行きたかったなぁ。 11月25日(月) トレーニング ◆しばらくぶりのスポーツクラブ。トレーニング後、61.65kg。 ◆夜、はなが「おとうちゃん、トレーニングしないとダメじゃない」といきなり言うので、何のことかと思ったら、先週までずっと練習していたハンドベルのことだった。そうか、毎日やってたから、はなも習慣になっていたんだな。よくわかってるな、ほんと。 11月26日(火) No.1よりNo.2 ◆トレーニング後、体重62.55kg。午後、モルティブで珈琲豆を購入。前回のコスタリヤ・ベースのブレンドNo.1は物足りなかったので、店主に相談してもっと苦みのあるマンデリン・ベースのブレンドNo.2を買うことにした。 ◆昼、同じうさぎ組のお母さんから、ちょっとした相談を受けた。 ◆今日も、「きよし このよし のトレーニングしないの?」と娘に言われた。「きよし このよる」を「きよし このよし」と思っているらしい。こうなったらハンドベルのプロになってやる、といいかげんな決意をする。 ◆夜、忘年会の候補になっているお店を下見に行く。治郎丸さんに薦められた「八分目」という和食の店。店員の方に話を聞き、店内を見せてもらっていたら、なんと治郎丸さんが食事をしていた。はなが走りまわりそうなので遠慮したけど、いい感じの店だったなぁ。 ◆来月中旬に、京都へ行こう、と思いつく。 11月27日(水) どっちがmoronだったのか ◆7キロ走って200メートル泳ぎ、62.25キログラム。クレティエン・カナダ首相の女性報道官フランソワーズ・デュクロさんがブッシュ大統領を「まぬ けよばわり」し、野党から辞任要求が高まり、責任をとって辞任したという。口はどこでも、災いのもとだな。まぬ け、低能、愚か者などを意味する“moron”という単語は知らなかった。 ◆娘は、日本脳炎の予防接種一回目を受けるため、妻が夕方早めに娘を迎えに行って、Sクリニックへ。おしりに注射後のテープを貼られて帰宅。聞くと、大泣きしたという。つらいだろうけど二回目もあるんだよ、はな。 11月28日(木) 気になる施設 ◆栃木県内の幼稚園の女性教諭11人に脅迫状を送りつけ、現金を脅し取ろうとした者がいるという。差出人の名前は「湯っくりランド 伊藤幸子」。真剣なのか冗談なのか、よくわからん。湯っくりランドって、いろんな風呂がある施設なのかな。 ◆娘はおしりのテープをはがしたくないらしい。カッコイイと思っているのだろうか。子どもはバンドエイドを貼ると、大喜びしたりする。 11月29日(金) 誕生会 ◆朝四時半頃、「おかあちゃーん!」と半べそ声で叫ぶ娘。妻は、早起きして仕事中。妻が布団の様子を見ると、おねしょだった。どうやら驚いて目が覚めたようだ。本人なりにショックだったのか、ちょっとめそめそしていた。布団と整えて着替えも済ませると、ホッとしたのか再眠。七時半までぐっすり寝ていた。 ◆保育園の先生にお願いして、誕生会を見学させてもらう。はなが思ったよりしっかりしているのには驚いた。十一月に誕生日を迎えた五人が紹介されたり、はらぺこあおむしの影絵芝居や歌をうたったり、とても楽しい誕生会だった。 ◆夜、ひさしく会っていなかった知人と食事する予定だったが、先方の都合でキャンセルに。先日、朝日新聞の記事で読んだが、三十代の会社員は過労気味だという。 11月30日(土) 怪獣公園 ◆午前三時起き。英語の資料を読む。 ◆妻と娘が散髪するため、自転車で代々木八幡にある美容院へ。またもや、家族三人揃ってベリーショートになってしまった。その帰り、代々木上原駅に近い公園へ立ち寄り、しばらく遊んだ。怪獣のすべり台が楽しかった。外国人の親子が来ていたので、お嬢さんに“What's your name?”と訊いたら、「メグ」という返事。そういわれて気づいたけど、欧米でも日本でも通 用しやすい名前だな。 ◆夜、梅ケ丘の梅園で山崎家と食事。あっくんとはなの三歳のお祝い、という主旨だったが、結局親の好みでまたもや居酒屋。牡蛎の串焼きというのを初めて食べたが、うまかったなぁ。 |
第130回 (2002年12月9日更新)
| 11月17日(日) 「創刊」なのに「0号」とはこれ如何に ◆父母の会役員・近藤さんにクリスマス・イベントで使うチェキを手渡すために、はなを連れて世田谷代田へ。その足で電車に乗って、二人で新宿ルミネ2のABCへ向かい、妻が電話で取り置きをお願いした雑誌『Invitation』創刊0号を購入。 ◆午後、父母の会役員・岡田さん宅で、世田谷区から借りた16ミリの試写と、衣裳合わせ。僕がサンタの格好をするのだが、着てみるとけっこうえぇ感じやん。岡田家にかおちゃん、にこらちゃん、はなの三人が集まったのだが、この年頃の子恒例のおもちゃの取り合いがはじまってしまった。「貸して、貸さない!」の応酬。泣くわ、叫ぶわでえらい騒ぎになってしまった。こりゃ、試写 どころじゃない。あと何年たつと、「貸して?」「いいよ」が素直にできるようになるんだろう。 ◆夜、焼肉屋さかいで岡田家と食事。またもや、えらく飲んでしもた。 11月18日(月) 鼻歌 ◆頼まれているエッセイを書いたり、某フライパンメーカーの会社案内のコピーライティングを進める。 ◆お風呂で娘が鼻歌を歌っているので、何かと思うと、 「O Christmas Tree(もみの木)」の曲だった。この前からクリスマス・イベントでの出し物のハンドベルを、家でも練習しているので、それで覚えたのだろう。でも、すごい記憶力だな。 ◆はなはきょう、身体測定をした。92センチ、12.6キロ。 11月19日(火) スキン ◆Windowsはもちろん知っていたが、Lindowsは知らなかった。YAHOO!のトピックでLindowsOS 3.0リリースという記事を見たが、なんてふざけた名前なんだ、と思った。 ◆午後、コピー用紙を買いに出た際、ジャーミーとラピスさんを見かけたが、僕が急いでいたので声をかけられなかった。残念。 ◆最近、焼き魚を食べているとはなに「皮ちょうだい」と言われる。妻が身の部分も食べるのよ、と勧めても秋刀魚などはほぼ丸裸にされる。なんで? 皮がうまいなんて、僕も妻も教えてないのに。村上春樹さんの短編小説に、鮭の皮が好きな女性の話があったはず。そんなことを思い出してしまった。 ◆食事の後、はなは布団の上でふざけてジャンプしてるうち、勢い余って除湿器の角に激突。右目の横が少し青くなって腫れてしまった。 11月20日(水) ハンドベル ◆元プロ野球選手のIさんが急逝する、という記事を夕刊で見て、妻と驚き悲しむ。という嫌な夢を見て飛び起きた。正夢にならないでくれ。 ◆依頼されていたエッセイを、どうにかこうにか仕上げて、朝メール。 ◆サッカー日本代表対アルゼンチン戦をテレビ観戦。オルテガって、おばさんくさいなぁ、とプレイと関係のないことを妻と語り合う。 ◆クリスマ |